ワインと葡萄

ワイン用ブドウラボ、たまにピアノ

消えゆくアペラシオン
サテライト・サンテミリオンという言葉をご存知でしょうか? 本家のサンテミリオン、サンテミリオン・グラン・クリュに対して周辺部と云われる程度の扱いしか受けてませんが、本来コミューンの名前を冠する独立したアペラシオンであったはずです。

モンターニュ・サンテミリオンやリュサック・サンテミリオンは安泰かも知れませんが、サン・ジョルジュ・サンテミリオンは本来のコミューンである「サン・ジョルジュ」がモンターニュに併合され消えてしまいましたし、INAOの扱いも風前の灯火的であります。

既にパルサック・サンテミリオンは消えてしまいましたし、ピュイスガン・サンテミリオンもこのまま推移すればコート・ド・カスティヨンに含まれてしまう可能性が高いのではないでしょうか。

いつの間にかコート・ド・カスティヨンの範囲にピュイスガンのコミューンが入ってますし・・・ 

またすぐ近くのラランド・ド・ポムロールは健在ですがネアックは法律上存在するも、そのアペラシオンをワインに見掛けたことは殆どありません。

一方ブルゴーニュではアペラシオン・シャルルマーニュが復活しつつあります。コルトン・シャルルマーニュ一辺倒であった白ワインのグラン・クリュですが、ルイ・ジャドーを筆頭にこのアペラシオンを復活させる動きに何軒かのドメーヌが同調した模様です。

ボルドーではジロンド川右岸のブライの復活を期待して数軒の生産者がブライのアペラシオンを復活させていますが、コロンバール主体とするアペラシオン・コート・ド・ブライの復活を心待ちにしたいと思います。
| ワイン雑感 |
| 11:50 PM | comments (0) | trackback (x) |


PAGE TOP ↑
Copyright © 2006 ワインと葡萄::2009年09月23日
All Rights Reserved./Skin:oct