ワインと葡萄

ワイン用ブドウラボ、たまにピアノ

Peique Selección Familiar 2005 D.O.Bierzo Bodega Peique
スペインの新星と申し上げたいワインの登場であります。スペイン語には全く弱いので「ペイケ」と読むのか「ペイク」かどうか分かりませんので(違う発音かも)原語のまま表記させて頂きます。

生産者の造るワインは既にネットで売っているようですが、この「Peique Selección Familiar」の名前は国内の販売店では見掛けないように思います。

まずボトルからして重量級です。空瓶は800グラム近い重さの分厚いもので、ラベルのイラストは逆さまにしてみると、ミシュランのマスコットが笑っている横顔に・・・^^

裏ラベルには葡萄品種:Mencia 平均樹齢:90年 樽熟成:18ヶ月 瓶内熟成:12ヶ月と(恐らく)書いてあります。世界中何処でもそうですけど良心的な生産者というのは、瓶詰めして即出荷などという愚行は行わないはずです。

私が新酒を嫌う一つの理由がこのことなのです。

赤ワインというものタンクや樽での熟成も必要ですが、瓶詰め後自社セラーで最低1年は寝かせてから出荷して頂きたいと私は思います。

瓶詰め直後のワインはいろんな意味で不安定であり、それをすぐさまトラックで港まで運び、長い船旅により我が国へ運ばれると状態が大変悪くなる場合が多いと思うのです。ところが一旦綺麗に熟成すると、ハンドキャリーで飲食店に持ち込んでも状態が悪いと云うことはあまり無いはずです。

つまり生産者の下でしっかり味が整うまで待って、それから輸出すべきであると考えます。

ところが現状はどうでしょうか? 点数付け評論家が100ポイントでも付けようものならその飲み頃が15年先20年先であっても一刻も早く輸入しなければ損というように我先にと輸入したがる業者ばかりではないか!

もちろんそれは先物買いも含めて買う客側の要望であることは云うまでもありません。人それぞれ好みは違うはずなのですけど、ワインに関しては特定の他人が評価したものをそんなに急いで買う必要があるのでしょうか。私は生産者のセラーに長く寝かせて美味しくなってから買えば、それで良いのではないかと思うのですが如何でしょうか。

一方無名なワインはそういう心配はありません。生産者のセラーでじっくり熟成させたワインは日本にも多く輸入されているのですが、地味な存在ですからあまり話題に上りません。

前置きが長くなりましたが開けてみましょう。
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| 11:50 PM | comments (2) | trackback (x) |
コメント一覧
Georges |2009/08/20 11:55 PM |
higemaster |2009/08/20 03:33 PM |


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