ワインと葡萄

ワイン用ブドウラボ、たまにピアノ

St.Magdalena Sauvignon Mock 2007 D.O.C.Alto Adige Cantina Bolzano
イタリアはズート・ティロル、アルト・アディジェと二つの言語で併記される地域のDOCワイン、サンタマッダレーナ・ソーヴィニョン・モックの2007年、生産者はカンティーナ・ボルツァーノ、個人ではなく協同組合なので普通あまり話題に上りません。

イタリアワインといえば1980年代の日本ではトスカーナとピエモンテだけで他の地域のワインなど殆ど知られておりませんでしたが、1990年代後半から各州のワインが輸入されるようになりました。

生産者については先日こちらで述べましたのでご参考までに。

さてこのワイン、樽とは無縁の造り方で葡萄本来の個性がストレートに出るワインであります。もう何年も買っていますがこのヴィンテージは特に香りが強烈であります。柑橘系のホワイト・グレープフルーツの特徴的な香りですがハーブのレモン・グラスのような刺激的な香り成分があるのが2007年ヴィンテージ。

食事中に飲むにはもう少し熟成を待ちたいところですが、フレッシュな内に飲んでもそれなりに楽しめます。

味は2006年よりは少し残糖を感じますが下手なサンセールやプイィ・フュメよりは綺麗に仕上がっており辛口好みの人には受けるはずです。

フランスのサンセールやプイィ・フュメそしてアルザスなど本来辛口ワインのはずが、騒がれ始めるといつの間にか甘くなってくることは何度も申し上げております。高い価格を支払って大量に買う連中はいつしか生産者に自分たちの好みを押しつけてくるのがその理由ではないかと考えます。

「有名になるとワインは必ず甘くなる」私の申し上げる定説であります。

この地域はそんな連中に荒らされたくないと願うばかりであります。
| ワイン日記::イタリアワイン |
| 11:35 PM | comments (2) | trackback (x) |
コメント一覧
Georges |2009/07/24 04:56 PM |
higemaster |2009/07/24 04:49 PM |


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