ワインと葡萄

ワイン用ブドウラボ、たまにピアノ

Langenlonsheimer Löhrerberg 2007 Riesling Spätlese Trocken Weingut Tesch
私がこのワインを初めて取り上げたのは2006年3月のことであります。こちらで日記に書きましたが、3年たった今でもこのワインは無名のままであります。

良いワインであっても世間では騒がれない場合が実は90%以上だと私は申し上げたい。

いつも申し上げますが、かの Henri Jayer も1980年代は安くて美味しいヴォーヌ・ロマネということでワイン好きのオーナー、タイユヴァンの故ジャン・クロード・ヴリナ氏が熱心にお客に勧めたもののそれに応じる客は殆どいなかったと云っておられました。

古くからのワイン大学メンバーはご存知なのですが、今でこそ幻となってしまったロマネ・コンティも1980年代後半のワイン大学定例会で皆さんに飲んで頂きました。また最近では随分有名になったジャック・セロスのシャンパーニュをいち早く紹介したのもこの私。またアルザスの秘宝、クロ・サン・チューンの各ヴィンテージをご紹介したのもワイン大学定例会が初めてでありました。

ロマネ・コンティは別としてジャック・セロスやクロ・サン・チューンなど当時のワインマニアで知る人は殆ど居ませんでした。

世間で騒がれるワインなど世界中のワイン全銘柄のそれこそ0.01%以下であり、それらが万人の好みに合うかと聞かれたら答えは「NO」であります。

ワインは嗜好品であり、自分の好みに合わなければ美味しいとは云えないはずであります。
ところが世間で騒がれてしまうととんでもない価格になってしまいます。
で、高くなったらそれを欲しがる人たちが今こそ出番と手を挙げる訳です。お高いワインを飲んでみたいという連中はそれこそ5万と存在するのであります。

美味しいワインが飲みたいのですか? それとも有名になってしまったワインを飲んでみたいのでしょうか?
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| 11:50 PM | comments (2) | trackback (x) |
コメント一覧
Georges |2009/07/24 04:22 PM |
higemaster |2009/07/20 02:58 PM |


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