ワインと葡萄

ワイン用ブドウラボ、たまにピアノ

Domaine de Millet 2008 Vins de Pays des Côtes de Gascogne
輸入元はカリテ・プリを強調して「この価格でパリ農業コンクール2009で金賞を受賞した驚きの白ワイン!」とはしゃいでおられます。

しかし肝心のワインの説明は「ヴァン・ド・ペイ・デ・コート・ド・ガスコーニュ 葡萄品種:コロンバール50%、ユニ・ブラン50% 栽培面積:14ha 収量:85hl/ha 平均年生産量:160,000本 醗酵:ステンレスタンク 熟成:ステンレスタンク4~5ヶ月」としか書いてません。

ワインというモノ、まず場所は何処なのか、次に生産者は誰で葡萄の生育環境はどんな状態か、摘み取りは、またワイン造りは・・・ などいろんな事を知る必要があると思うのですが如何でしょうか?

そんなことはどうでも良いから、取り敢えずはどこそこのコンクール金賞・銀賞を受賞したワインでアイテムを揃えたいのでしょうね。

日本の輸入元が大好きな「金賞受賞ワイン」ですけど私はいつも否定的に申し上げております。何度も云うので嫌味に聞こえるかも知れませんが「どうして他人の褒めるワインを輸入するのか?」「輸入元として味の分かる社員をどうして育てないのか?」私は常にそう申し上げます。

繰り返し申し上げますが何処で開催されるコンクールであってもコンクールに出品するにはお金がかかります。

また評価本に載せて貰うにも実はお金が必要なのです。

リンクに制限があるので敢えてサイト名を申し上げませんが「ドイツのゴー・ミヨにトップ生産者が反旗」を検索して頂くと見つかるはずのこのサイトをご覧下さい。「評価本の出版元へ支払わなければならないのは200ユーロと無償のワインサンプル」とここには書いてあります。

サンプルを送ってこない生産者は評価の対象外となることを改めて申し上げたいと思います。

またこのコンクール自体も「お金でメダルが買える」と専らの評判なのですが、自分でその味が分からない輸入元連中はそのコンクールの結果を鵜呑みにする訳であります。

点数付け評論家へも当然の如く無償で世界中からサンプルが送られてくる訳ですが、世の中にはそうまでして自分のワインを評価して貰いたくないという生産者も大勢居られる訳であります。

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Georges |2009/07/10 05:40 PM |
higemaster |2009/07/10 05:01 PM |

Gevrey-Chambertin 2000 Domaine Henri Rebourseau
ジュヴ・シャンのヴィンテージ2000年、生産者は最近の評価本には余り見かけないはずのドメーヌ・アンリ・ルブルソー。

ネゴシアン物が全盛を極めていた1980年代には既にその名は広まっていたのですから古くからワインに親しんでいる人はきっとご存知だと思います。

もっとも当時パリ郊外に大きなセラーを持っていたニコラがこの生産者のワインを樽で買ってオリジナルのラベルで売っていたため、世間に出回る量は少なかったかも知れません。

ですがエチケットは昔と全く同じであります。

生産者のHPはこちらですが、拝見すると直売もしているみたいでドメーヌの威厳を損なっているように思います。

こちらのサイトによると既に飲み頃で2025年まで保つと書いてありますが果たしてどうでしょうか?
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Georges |2009/07/08 06:01 PM |
higemaster |2009/07/08 04:14 PM |


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