ワインと葡萄

ワイン用ブドウラボ、たまにピアノ

Saumur Cuvée Vent du Nord 2008 Domaine des Guyons
ソミュールの白ワイン、ヴァン・デュ・ノールの2008年ヴィンテージでこの4月に一度ご紹介しました。
拙ブログをご覧頂いているごく少数の人だけにお知らせですが、品質の良いワインの典型ですので騙されたと思って一度味わって下さい。

まず日本人には馴染みのないアペラシオンなので「知らないので、買う気もない」方が殆どだと思いますが、赤のソミュールと比べると随分親しみやすいのがこの白のソミュールなのです。葡萄品種はシュナン・ブランなのですが、いずれ話題になるこの品種ですので今のうちに慣れ親しんでも損はないと思います。

ワインの流行には流れがあります。ボルドーに始まりボルドーに終わると云われてますが、昔からの経緯を思い出して下さい。日本の場合、バブルの頃のボルドーのグランヴァンから1990年以降専らブルゴーニュにその流れが変わってきたように思います。その間シャンパーニュが取り上げられるようになりRMシャンパーニュが大流行になりましたね。また一方ではビオディナミを始めとする所謂ビオ・ワインの流行も否めません。

これらの流行を支えるのは「流行のモノを押さえなければ・・・」という実は味よりも流行を優先する人々であります。

拙ブログをご覧の方は逆に「流行」よりも「味」を優先する方が殆どでしょうから、このワインをお勧めする訳です。

話は戻りますが、ビオブームで火が付きそうになったのがロワール・ワイン、ところがそれを想定してか大量に買い付けられたため価格が限界を超えてしまったのが例のニコラ・ジョリーのワインであります。

元々アペラシオンとしては異常な高値が付いていたのですが、それは例のクーレ・ド・セランを所有していたからだったのでしょう。

ですがこの生産者のワインで評価できるとしたら一番お安い「A.C.Savenières」。ですがこのワイン、毎年のようにラベルが変わります。生産者のHPを拝見すると「Les Vieux Clos」ところが2001年ヴィンテージでは「Le Petit Clos」その前は「ベシュレル?」だったかどうか余り記憶にございませんが別の名称であったことは間違いないと思います。ビオ騒ぎの前は確か2000円台で買えたはずですが今はとんでもないお値段になってしまいました。

品質とはかけ離れた価格帯になってしまったワインの代表例と言えるでしょう。
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| 11:50 PM | comments (1) | trackback (x) |
コメント一覧
higemaster |2009/06/04 03:36 PM |


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