ワインと葡萄

ワイン用ブドウラボ、たまにピアノ

Château Montalon 2005 AC Bordeaux Supérieur
シャトー・モンタロン、以前こちらでご紹介したワインですが久し振りに開けてみることにしましょう。生産者はボトルに記してある通り「シャトー・サンクリット」であり、そのHPは相変わらずで、生産者の造るワインについてはこちらの通りでこの「シャトー・モンタロン」についての説明など一切ありません。

ネットで検索するとこのワインではなくこちら「CHÂTEAU PEUY SAINCRIT BORDEAUX ROUGE SUPERIEUR Cuvée “Montalon”」を多く見掛けます。「モンタロン」というのは「 le côteau de Montalon」即ち現地にあるモンタロン丘陵の固有名詞であることが分かります。

輸入元の2007年8月6日発表の資料をコピーさせて頂くと

シャトー・モンタロンは2003年までは3世代に渡り同じ家系が所有していました。そのシャトーを2003年に購入したのが、フローレンス・プルドームという若き女性。彼女は当時、シャトー・ヨン・フィジャックで働いていたのですが、『いつか自分の所有のシャトーで自分のワインを造りたい!』と考えていました。そんな時に、このシャトー・モンタロンが、売りに出されたのを、彼女は見逃さなかったのです。

サン・タンドレに位置するこのシャトー・モンタロンのテロワールは、全ての畑が南向きという絶好のロケーションであったのに加え、界隈でも有数の強い石灰質を含有することで有名でした。そしてそれは、彼女の目指す、『しっかりとした骨格に、豊かな果実味で肉づきを加えたワイン』を表現するのに、理想的なテロワールだったのです。

彼女をサポートするのは、同じくヨン・フィジャックで醸造を担当していた、ニコラ・ダブディックという、若く才能豊かなエノロジスト。ブルゴーニュ出身のダブディック氏は、ボーヌ・ロマネのコンフェロンで2年間修行した後、ヨン・フィジャックでテクニカル・ディレクターとして活躍していました。彼は、ブルゴーニュの樽を使用したり、ボルドーで一般的でない様々な醸造法を試しています。彼の造るワインは、果実味が強く、女性的な優しさを持っているものが多く、ブルゴーニュを想わせます。」
原文そのまま。

ここでも生産者の名称に「シャトー・モンタロン」という表現を使ってますが、生産者のHPによるとこれは「シャトー・サンクリット」のことであるのは明らかであります

こちらをご覧下さい。「 It was in 2003 that I took over the Chateau Saincrit, a vine-growing property existing for 3 generations.」これはその「シャトー・サンクリット」のHPに書かれており「シャトー・モンタロン」の説明ではありません。

ボルドー担当者の文章でしょうか、ブルゴーニュの地名についてはご理解無いようで「Vosne-Romanée」を「ボーヌ・ロマネ」は困ります。
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| 11:59 PM | comments (2) | trackback (x) |
コメント一覧
Georges |2009/03/12 03:12 PM |
higemaster |2009/03/12 02:45 PM |


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