ワインと葡萄

ワイン用ブドウラボ、たまにピアノ

Chãteau Croque Michotte 1999 AC Saint-Émilion Grand Cru
黒毛和種5番の枝からスネはシチューにネジはハヤシライスに調理して、しばらくは「ビーフィーター」生活です。どちらも煮込み料理ですが、牛の煮込みにはブルゴーニュよりも熟成したボルドーがよろしいかと。それもメドックの重い物よりサンテミリオンの軽い目が有難いかな?

と云うことでセラーから選んだのがこのワイン、クロック・ミショットの99年蔵出しの物。

このシャトー、立地条件は輸入元の書き方ですと「ポムロールとサン・テミリオンの境にあり、恵まれた土壌。(『ラ・ドミニク』や『ガザン』のすぐ隣、『シュヴァル・ブラン』や『ペトリュス』から400m)」とのことであります。

ですけどラ・ドミニクとシュヴァル・ブランはサンテミリオンですが、ガザンとペトリュスはポムロールのシャトーですね。位置関係がこれではよく分からないはずですが如何でしょうか? 

グーグルアースをご利用の方ならサンテミリオンもしくはポムロールから検索すると位置関係はお分かり頂けるはずです。

一番近いのはシャトー・ラ・ドミニクでこのシャトーのすぐ南側、直線距離なら200メートルも無いでしょう。

ですがシュヴァル・ブランまで行こうと思えば回り道をしなければ到達出来ず距離は2.2キロあることが分かります。

またシャトー・ガザンへ行こうと思えば距離で2.4キロ、ペトリュスまでもほぼ同じ距離でそれぞれクロック・ミショットからの方角で申し上げると北北西、ペトリュスは北西に当たるはず、直線距離でも1キロはあるではないか!


文明の利器を使えばすぐ分かるのでいい加減な数値は困ります。

私が申し上げたいのは、このワインの生産者と著名なシャトーの位置関係を実際よりも近くにあるかの如く表示するのは如何なものか! と云うことであります。

別にペトリュスの近くであってもなくても、シュヴァル・ブランの隣であってもそうでなくても旨いワインを造るところもあればそうでない生産者も存在するのです。

著名なシャトーの近くは土質も同じとは限りませんし、何を根拠に近くにあることを宣伝するのか、私は常識を疑うのであります。
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| 11:38 PM | comments (1) | trackback (x) |
コメント一覧
koala |2009/03/03 02:58 AM |


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