ワインと葡萄

ワイン用ブドウラボ、たまにピアノ

Château Reysson 1996 Réserve AC Haut-Médoc
Bouteille No. 51624 というシャトーに保管され恐らく直売されたボトルのはずです。
裏ラベルにはこのシャトーの場所についての記載がありますが、説明の起点となるのは第1級シャトーが軒を連ねるコミューン、ポーイヤックであります。

ですが葡萄畑の面積やその土質まで記述が及んでいること、セパージュがカベソー57%にメルロー43%、レゼルヴのボトルが6万本ほど生産されたことなど裏ラベルとしてはその要件をほぼ満たしていると云っても良いでしょう。

さてこのシャトーのある場所を確認してみましょう。Vertheuil、日本語表記は難しいですが「ヴェルチュイユ」でしょうか、コミューン・ドット・コムで検索するとこちら が現れます。画面右側フランス全土の地図の○印をクリックすると周辺地図が表示されます。
先ほどの裏ラベルの説明の通りポーイヤックから計測すると11キロ北西の位置にあるコミューンであります。すぐそばはシサック・メドックですね、お分かり頂けますか。

サンテステーフは海沿いと言うか川沿いですがこのコミューンは内陸に向かっていく方向にあるわけでメルローが育つのでしょう。

はてさて、表と裏ラベルの間に1998年度マコンのコンクール銀賞のレッテルが貼ってあります。

ボルドーのシャトーがブルゴーニュで開催されるコンクールに出品する意義があるのか甚だ疑問でありますが、このシールはタダで頂けるものではないことを考えると生産者の意図は理解に苦しむだけであります。


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Georges |2009/01/04 05:17 PM |
higemaster |2009/01/04 05:04 PM |

Monti Garbi の続き
新年あけましておめでとうございます。

新年早々ブログをサボってしまい申し訳ございません。

私に出来ることは何かと考えていると飲んだもの、食べたものの羅列をするより飲んだワインの価格に見合う価値があるかどうかを判断したり、飲み頃を推測したりする方が読み手にとって参考になると思い、そちらの方向に進みたいと考えます。
たまにはお店の紹介もしたいと思いますが基本的にお薦めできる店に限定して公開したいと思います。お薦めできない店に関してはワイン大学定例会の場に置いてご報告申し上げたいと思います。
人の好みは千差万別、誰も彼もが同じ店を高く評価するとはとても思えませんが、どういう訳か雑誌・ネットのランキングを気にする人が多いように思います。

他人が旨いと評価する店に行きたいと思うのであればそれは自分の舌に自信がない証左ではないか?

私は有名でなくても旨い店をこれからも模索したいと考えます。

ワインについても同じであります。これは1970年代からワインに親しんでいるからこそ申し上げられるわけで、昔はお高い有名ブランドをひっさげたワインを一通り飲んだことだけご理解頂きたいと思います。

さて年末に飲んだワインについての続きであります。

先ず輸入元の生産者についての説明をご覧下さい。

ヴェネト州の生産者共同組合の創立者であった、アントニオ・カスタニェーディ氏。1989年、かねてからこの地域のぶどう作りに精通していた氏が、現在のワイナリーを購入したときから「テヌータ・サンアントニオ」の歴史は始まりました。1990年から5年間は研究を重ね、1997年から販売、さらに1999年以降は新しい醸造所を造りそこでも醸造を行っています。所有する畑は、ヴァルポリチェッラに20ha、ソアーヴェに20ha。現在、2代目である4兄弟全員がそれぞれの分野でワイナリーを支えています。
彼らの栽培・醸造におけるこだわりは徹底しています。「畑の使い分け」「収穫」「アマローネの醸造技術の応用」「ブドウの陰干し」...と、数え上げればきりがないほど。古い慣習にとらわれない、新しいことへの挑戦は、彼らが父からワイナリーを引き継いだ時から始まりました。
長年組合で培われたノウハウと家族経営の強みを生かした素晴らしいクオリティのワインを造り出す彼らは、「ヴェネトの伝統を進化させた新しい造り手」として熱い注目を浴び、またたく間に「あまたの協同組合のブドウ作りの1つ」から「ヴェネト州のトップ・ワイナリー」にまで成長。近年ではイタリア国内はもとより、ドイツやスイスなど世界各国の市場でもその人気はぐんぐん高まってきています。
醸造のあちこちに生かされるアマローネの醸造法により、他にはない味わいが引き出された彼らのワインは、評価誌各誌でも連続して最高評価を獲得しています。

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Georges |2009/01/02 03:15 PM |
higemaster |2009/01/02 01:41 PM |


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