ワインとピアノのある部屋

八戸ノ里南を西へ入った自転車店のつぶやき

Domaine de Courteillac 2005 AC Bordeaux Supérieur
ドメーヌ・ド・クールタイヤックと発音するはずのこのワイン、例のミッシェル・ロラン氏の手を借り大々的に売り出そうとしていたのに違いありませんが、内輪もめなのでしょうか現在ミッシェル・ロラン氏は離れ、ステファン・デュルノンクール氏がコンサルを務めているとのことです。

しかし輸入元の説明はお粗末です、ご覧下さい。

「1998年にドミニーク・メヌレ氏が購入したシャトー。場所はサン・テミリオンに程近いアントゥル・デュ・メールに位置しており、サン・テミリオンやコート・ド・カスティヨンに近いテロワールを有しています。」(原文そのまま)

ワインは地図を読むことが出来ないと説明は無理であります。

何度も申し上げますがドルドーニュ川とガロンヌ川に挟まれた中州は「Entre 2 mers」であり「アントル・2(ドゥー)・メール」と表記して貰わないと困ります。

で、こちらをご覧下さい。

ここがその生産者のあるコミューン、Ruchですが、ご覧の通り普通説明するなら「ボルドーとベルジュラックを結ぶ直線のほぼ中間点から10キロ程南の地点」であり、アントル・ドゥー・メールのほぼ中心的な位置にある訳で、サンテミリオンとは20キロ以上離れております。

普通歩いたら5時間以上かかるところを「程近い」と表現するのは如何なものでしょうか。

かなり余計なことまで記載してありますが、葡萄品種が明記してあるのは消費者にとっては有難いこと、大いに推奨したいと考えます。

出来ることならタンク熟成か樽熟成かもハッキリして頂きたい、また収穫量も大体の目安になるので記載して頂くと有難いと思いますがやらないでしょうね。

アペラシオンはボルドー・シュペリュール、念のためINAOのHPから「Ruch」をコミューン検索してみましょう。

LR - IGP --Agneau de Pauillac
AOC - VQPRD --Bordeaux
AOC - VQPRD --Bordeaux supérieur

LR - IGP --Canard à foie gras du Sud-Ouest
AOC - VQPRD --CREMANT DE BORDEAUX
AOC - VQPRD --ENTRE-DEUX-MERS

LR - IGP --Jambon de Bayonne
IGP --Pruneau d’Agen

ワイン関係では太字の4つが該当します。ワインに関してはかなり細かい法律ですがその他の農産物についてはかなりアバウトであることも覚えておくと損はないでしょう。
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| 11:38 PM | comments (2) | trackback (x) |
コメント一覧
Georges |2008/12/23 05:48 PM |
higemaster |2008/12/23 05:13 PM |


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