ワインと葡萄

ワイン用ブドウラボ、たまにピアノ

Rully La Barre 2007 Domaine Ninot
このワインは2ヶ月ほど前に詳しくご紹介致しましたのでワインについてはこちらをご覧下さい。
リリース直後だったのが原因かも知れませんが香りが閉じていたこのワイン、あらためてもう一本テイスティングしてみます。キャップシールの甘いというか密着していない場合写真のように全体を引き抜くことも可能です。

コルクを引き抜くと同時に今回は華やかな柑橘系の白い花の香りが飛んできました。色の変化はありませんが温度17℃で大変良いバランスを示しています。先ず申し上げたいのは妙な刺激物が含まれていないこと。次に綺麗な酸があり洗練された飲み口であること、更に豊富なミネラルを持ち変な甘さが残らないことなど食事時に相応しいワインであると申し上げることが出来ます。

ブルゴーニュはブルゴーニュであってもこのリュリーはコート・シャロネーズに属しコート・シャロネーズはその独特の風味・香り・味を持ってこそ評価できるはずであります。ところがそういった特性を無視して果汁濃縮・新樽熟成などいじくり回したワインが評価されるなど本末転倒も甚だしいと考えます。

世界中どこへ行っても同じ人がワインを造っていたなら個性も何もなくなりますがそれを目指してあちこち飛び回る輩もいるのは事実であります。

「郷に入っては郷に従え」という言葉がありますが、その地でもその特徴のないワイン造りをしている生産者も少なくないわけですから選ぶには注意が必要であります。

ワインのお勉強も同じです。私の知る限りまともなワインを教材に使っている「ワイン教室」は極めて少ない。理由は簡単、協賛するワイン輸入元から拠出させているからであります。学ぶところの教材が不味いワインであったら生徒はそのワインのアペラシオンを覚えると同時に「このアペラシオンのワインは不味い」とも覚えてしまうのではないか? ワインを教える人達は本当にそのアペラシオンとしての特徴が出ているかどうか、また他と比べて明らかに状態がよいかを見極めた上で生徒諸君に味わって貰うよう指導すべきであります。

有名になってしまい馬鹿げたお高いワインを教えるなどもってのほか! 著名なワインを教えるときはブラインドで供するべきであります。ブラインドでワインを評価してはじめてそのワインの真価を問うことが出来ると考えます。
| ワイン日記::フランスワイン |
| 11:38 PM | comments (4) | trackback (x) |
コメント一覧
Georges |2008/12/14 01:35 PM |
hirozeaux |2008/12/12 04:54 PM |
Georges |2008/12/11 05:44 PM |
higemaster |2008/12/11 05:30 PM |


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