ワインと葡萄

ワイン用ブドウラボ、たまにピアノ

Marsannay Les Grasses Têtes 2005 Domaine Coillot
アペラシオン・マルサネ・ラ・コートについてはこちらで申し上げましたし、恐怖のドメーヌ・「コワイヨ」に付いても同じく説明を書いておりますのでご参考になさって下さい。

さてこのワイン、2006年と全く同じラベルですがヴィンテージは2005、わざとらしい斜めのステッカーが貼ってあるだけです。2005年なので勿体を付けて出荷したのでしょうか、価格も普通のマルサネ2006年と全く同じであります。蔵で一年余分に寝かせてあっただけで法律的には何ら意味のない「キュヴェ・プレスティージュ」を追加してあるのではないか、輸入元のコメントを改めて見ようと思います。

この2005年に関して輸入元は次のように説明しています。

「コワイヨの造る『グラス・テット』には2つのキュヴェが存在します。通常のキュヴェともう1つがこの『キュヴェ・プレスティージュ』です。キュヴェは彼の所有する畑のうち特に古木の区画からなるブドウで造られ、より強い凝縮感を得られる為に新樽を100%使っています」

また次のコメント、及びデータがあります。

赤いカシスのような印象で、香りからしてボディがしっかりした素晴らしいキュヴェ。サクランボに新樽の香りが加わり、口に含んだ瞬間に凝縮感をタップリと感じる。凝縮しながらも、バランスが非常によく、熟成とともにビロードのように柔らかくなると思われる。

マルサネ A.O.C.
ブドウ品種 : ピノ・ノワール 100%
土壌 : 粘土石灰質
樹齢 : (確認中)
栽培面積 : 0.6ha
平均年間生産量 : 2,800本
収量 : 39hl/ha
醗酵 : コンクリート・タンク
熟成 : オーク樽熟成 (新樽比率 100%)


別にケチを付ける訳ではありませんが年度を限定しない場合データは全て「平均」を付け加えた方が無難だと思います。データを見ると収量が際立って低い訳ではありません。
収量×栽培面積で生産本数は 3,120本と計算できるのでこの場合生産量に「平均」を付けている訳ですから収量にも「平均」が必要であるのは明らか。栽培面積が毎年変わるのであれば別ですけどね。

さてさて遅くなりましたがボトルを開けてみましょう。


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