ワインと葡萄

ワイン用ブドウラボ、たまにピアノ

Vouvray Pétillant Brut NV Domaine Vigneau-Chevreau
たまに欲しくなるロワールの泡ですがブログに書いたのは随分前のお話になります。2年前にこちらで紹介致しました。久しぶりに開けようと思ってキャップシールを剥がしてみたら・・・
メッキもコーティングもない針金のミュズレでプラック(コルクの頭に被せる金属のキャップ)は付いていません。これは何とも見窄らしい! コルクは泡専用の積層タイプ、サイドにVouvray、その上に801の印字があります。

コルクは自分で開けると内圧がどれだけのものか判りますけどいつもソムリエや人任せでは絶対に判りません。ミュズレを外した途端ロケットのように飛び出るものもあり注意が必要ですがちょっとしたスリルがあって面白いものです。このボトル、手応えはせいぜい3気圧でしょうか、以前はもっと高かったように思いましたけど。

フルートグラスに注ぐと色は青っぽいレモンイエローでやはり泡は控えめ、香りは柑橘系に青リンゴなのでマロラクティック醗酵はしていないと思います。味わいは良く云えばまろやか、好みで申し上げると昔のようにドライのままの方が有り難かったと。

さてVouvrayとTouraineに関してはこちらで説明しましたがVouvrayの泡物に関して少し申し述べたいと思います。

INAOのHPからアペラシオンVouvrayを検索すると

AOC - VQPRD --VOUVRAY
AOC - VQPRD --VOUVRAY MOUSSEUX
AOC - VQPRD --VOUVRAY PETILLANT

の3つが現れます。そうなのです、この記述が正しいなら単なる①ヴーヴレと②ヴーヴレ・ムスー、③ヴーヴレ・ペティヤンとは異なるアペラシオンで、②、③はデノミナシオンではないのであります。いつからなのでしょうか? こちらをご覧下さい、2005年の統計アペラシオン・ヴーヴレ・ペティヤンの生産状況にご注目! これが本当に正しいのかどうか判りませんが栽培面積はたったの1ヘクタール? またアペラシオンの原本にはムスーとペティヤンはデノミナシオンと明記されていますがこちらでは単独アペラシオンとして記載されています。不思議ですね、これが正しいなら今現在のアペラシオン・ヴーヴレはスティルワインに限られてしまうはずなのですが・・・。

ラベルをもう一度見直してみると確かにワインのアペラシオンはVouvrayであり、Vouvray Pétillantではありません。
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