ワインと葡萄

ワイン用ブドウラボ、たまにピアノ

Valdivieso Brut Extra Méthode Traditionnelle
昨日に引き続きチリの泡であります。

世の中のワインという物、大概の場合は1本いくらという風に値段が設定されますけど、私の知る限りここチリではそういった習慣はなかったはずです。10年ほど前のことですが北新地の高級クラブでチリワイン生産者の御曹司とご一緒したことがあります。商売のお話は全て英語そして価格交渉の通貨は米ドル、葡萄の品種は何であれとにかく値段は赤白構わず全て15ドル以上ならOKとのお話を隣で聞いておりました。

15ドルというと結構お高いと思ったのですが何とそれは1ケースでのお話。即ち1本なら1.25米ドルとのことであることが判ったのです。

当時空前の赤ワインブームに沸いた確か1997年頃のお話、そのときの為替レートはいくらか記憶にありませんが、恐らく日本円に換算すると一本あたり150円程度だったはず。この価格は各生産者に共通しておりそれ以下では出荷しないと輸出業者の間では暗黙の了解があったというお話でありました。

当時チリと云えばコンチャ・○・トロだったような気がします。このチリワイン何と末端では1000円程度したはず。今は知りませんがその頃チリと日本の間にリーファー・コンテナーはなかったはずですので運賃は僅かだったはず。かなり高い目に輸入コストを上乗せしたところで原価は300円を超すことはなかったはずであります。あの赤ワインブームでボロ儲けを貪っていたのが○ルシャンという会社であったことは事実のようです。

ですが現地チリの人達はもっと安いワインを飲んでおられるとのこと。輸出用のワインと違いレストランで300円程度の価格だったと伺ったことがあります。それから考えるとアルマヴィーヴァなんてとんでもない価格設定であることが判ります。

ワイン輸入業者は企業努力さえすればチリワインは末端価格500円台で流通可能なはずであり、消費者の立場から申し上げるとチリワインの高い物など買わなくなれば必ず価格は下がるはずであります。お互い努力すれば真っ当な価格になりワインの需要は増えるはずではないでしょうか。

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