ワインとピアノのある部屋

八戸ノ里南を西へ入った自転車店のつぶやき

Château d'Aydie 1996 AC Madiran
1980年代後半にパーカー・Jr.氏がアラン・ブリュモンと並び大々的に取り上げたピエール・ラプラスの造るワインです。以前拙ブログで取り上げましたがこれが最後の一本だと思います。生産者のHPは見つかりませんでしたが生産地に近いポーにお住まいの日本人の方のHPを見つけました、こちらをご覧下さい。ピエール・ラプラスについてはネット上に販売目的のいろいろなHPが出て来ますのでそれらをご参考に。
さてINAOのHPで「Madiran」をアペラシオンで検索してみましょう。出て来ましたでしょうか? こちらがその詳細情報です。地図も載ってますので分かり易いと思いますが「マディラン」は3県に跨る結構広い地域であることが分かります。コピーさせて頂くと次の通りのコミューンで
Gers (32) : Cannet, Maumusson-Laguian, Viella

Pyrénées-Atlantiques (64) : Arricau-Bordes, Arrosès, Aubous, Aurions-Idernes, Aydie, Bétracq, Burosse-Mendousse, Cadillon, Castetpugon, Castillon(Canton de Lembeye), Conchez-de-Béarn, Corbère-Abères, Crouseilles, Diusse, Escurès, Gayon, Lasserre, Lembeye, Mascaraàs-Haron, Moncaup, Moncla, Monpezat, Mont-Disse, Portet, Saint-Jean-Poudge, Séméacq-Blachon, Tadousse-Ussau, Vialer

Hautes-Pyrénées (65) : Castelnau-Rivière-Basse, Hagedet, Lascazères, Madiran, Saint-Lanne, Soublecause

INAOの2005年の統計では総面積 1,260ha 、年産 68,756hl のワインが造られています。
このシャトーの所在地は真ん中のピレネ・アトランティーク県のはじめから5つ目のコミューンですがコミューン・ドット・コムから検索するとこちらのページが出てきます。地図上の○印をクリックすると周辺の詳細地図をご覧になれます。ワインを覚えると云うことは即ち地図を理解することであります。原産地の場所を知らずしてワインは語れません。マディランのコミューンからは6キロ、ポーからは北東方向にかなり離れた標高170メートル、住民136人、面積8平方キロメートルという小さなコミューンであることが分かります。次にINAOのHPから「Aydie」をアペラシオンで検索すると
AOC - VQPRD
--BEARN
IGP
--Boeuf de Chalosse
LR - IGP
--Canard à foie gras du Sud-Ouest
LR - IGP
--Jambon de Bayonne
AOC - VQPRD
--MADIRAN
AOC - VQPRD
--PACHERENC DU VIC BILH
AOC - VQPRD
--PACHERENC DU VIC BILH SEC
LR - IGP
--Tomme des Pyrénées
LR - IGP
--Volailles de Gascogne
LR - IGP
--Volailles du Béarn
LR - IGP
--Volailles du Gers
の表示が現れます。これらの内ワインに関係するものは太字の4つでベアルヌ、マディラン、パシュラン・デュ・ヴィク・ビル、パシュラン・デュ・ヴィク・ビル・セックであることが分かります。ハムのジャンボン・ド・バイヨンヌや鶏、またチーズの産地であることも知ることが出来るので便利です。

ちょっと話が前後しますが葡萄品種についてINAOのHPはこんな記述があります。コピーさせて頂くと
cabernet franc (bouchy), fer servadou (pinenc), cabernet sauvignon et tannat. Le tannat doit représenter au moins 40 % et au plus 60 % de l'encépagement (projet : au plus 80%).
ところ変われば呼び名も変わるわけでカベルネ・フランは「ブーシー」と呼ばれることを覚えておいたらよいでしょう。タナーが主要品種であることはどこにでも書いていますので省略します。

さてどんなワインに変化しているか開けてみましょう。
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