ワインと葡萄

ワイン用ブドウラボ、たまにピアノ

Santenay 1'er Cru Les Gravières “Timonts” 1998 Domaine Pierre Janny
8v0409.jpgます゜はじめに20万アクセス達成でき皆様のご訪問に感謝致します、どうも有り難うございました。これからも辛口ワイン評論にお付き合い頂ければ幸甚に思います。さて昨日のワインですが輸入元ボニリ・ジャパンさんの見解では同社が用意した裏ラベルでアペラシオンの要件は満たすと考え生産者自身の裏ラベルを貼らなかったとのことです。まあ普通裏ラベルが二枚あれば邪魔になるでしょうし省略しても仕方ないかも知れませんが結果的に違反取締局が見逃したと云う事実は重大であり、フランスもアバウトな国であることの証左であります。
今日はブルゴーニュ、コートドールの南の端っこカジノがあることで有名な街サントネイの赤ワイン、第1級格付け畑「グラヴィエール」の中の「ティモン」と名付けられた区画の葡萄で造られたワインです。生産者はピエール・ジャニーと書いてありますが所在地の郵便番号にご注目下さい。71260とありますのでこれはサントネイではありません。その前のペロンヌというコミューンはマコンにありますので調べてみるとやはり「ラ・コンドミン」というのは生産者がマコン・ペロンヌで経営するぶどう園の名称でありました。ピエール・ジャニーは「ドメーヌ・ド・ラ・コンドミン」でマコンのワインを生産しています。で、ラベルの右下に小さく書いてあるのは「Embouteillé par P.C & F à F21200」とありますのでマコンではなくボーヌかその周辺で瓶詰めされたことが分かります。ここで見落としてしまったことが生産者名の前の前置詞「pour」これは英語で言う「for」、即ちピエール・ジャニーのために(葡萄を)収穫し、醸造し、瓶詰めをしたわけで、その瓶詰めしたのは誰かというと小さく表示のある「Embouteillé par P.C & F à F21200」の「P.C & F」こそ先日のブルゴーニュ・ブランの生産者ポール・シャペル・エ・セ・フィーユであることが判明しました。これはボニリ・ジャパンの社長西尾氏に尋ねて分かったことですがフランス語の文法をもっと勉強しなければならないことを思い知らされました。

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