ワインと葡萄

ワイン用ブドウラボ、たまにピアノ

Château d'Aiguilhe 2004 AC Côtes de Castillon
8v0125-1.jpgもうかなり昔のことですが鳴り物入りで登場したシャトー・デギュイユ、いつの間にか驚くほど高くなっているのですね、知りませんでした。確かこのワインを大きく取り上げたのはワインスペクテイターではなく当時はまだごく一部の人しか読んでいなかった「La Revue du Vin de France」だったはず。ネットでの情報が少なかった頃は専ら専門誌が少なからず影響力を持っていたかも知れませんが今は状況がかなり変わってきています。
でも専門誌が騒ぎ立てたところで価格が篦棒に上がることはあまりなかったはず。ところが日本の場合、中高年層まで愛読者がいる男性向け雑誌の影響力が強いとのことと聞き及んでいます。例えば「Luce」、このワインを当時としては破格の6万円で売ったのがエノテカ・ピンキオーリ東京銀座店ですが、それをさも妥当かの如く喧伝したのはこの雑誌であります。ロサンゼルスやサンフランシスコのワインショップでルーチェを買い漁る日本人を見かけたのはこの雑誌の発売以降で、その後ヨーロッパのネゴシアン全般にまで価格高騰現象が見られました。一般の人の購買意欲は恐ろしいと思ったのもこのころのお話です。
で、いつの頃か忘れましたがこのシャトー・デギュイユが国内市場に出た頃は確か日本円で定価2500円前後、ところが今日購入したのは定価で税別5200円もしました。為替の影響もありますが所詮はボルドーACに少し毛の生えた程度のアペラシオンとしては恐ろしいほど高くなったものであります。

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| 03:35 PM | comments (0) | trackback (x) |


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