ワインと葡萄

ワイン用ブドウラボ、たまにピアノ

Pouilly-Fuissé 2006 Domaine Thibert Père et Fils
7v0713.jpg2005年のブル白に関しては甘過ぎる物が結構目立つと申し上げてきましたが、ぼちぼち2006年も揃ってきました。ワインにはいろんな種類がありますが、葡萄酒というものは葡萄の持っている糖分を醗酵によりアルコールにするわけですので本来甘みは残らないはずであります。しかし補糖が認められる地域においては必要もないのに砂糖を添加して残糖分の多いワインが出来ています。規定アルコール度数に達すると醗酵を止めてしまうから残って当たり前なわけです。昔ワインが売れないとき輸出の仕向地としてアメリカがクローズアップされましたがオレンジジュースや「コーラ」に慣れた国民でありましたので当然の事ながらワインに甘さを求められたわけです。その名残でしょうか、本来辛口だったはずのブル白に甘い物が結構流通しているのです。
さてこの2006年のプイィ・フュイッセ、造っているのは(輸出販売に関してBMヴァン、ベルナール・ムニエ氏率いるグループに属する)チベール夫妻です。コルクは少しキメが粗いものの色白な50ミリでドメーヌ元詰め表示だけがあります。グラスに注ぐと色は淡く樽醗酵樽熟成の割には至って清楚であります。人それぞれ好みは違いますが私の場合最初から濃い黄金色を呈するワインは全く好みではありません。ワインとは葡萄果汁を発酵させたものであり、新樽の樽のエキス過剰なものはワイン本来の味ではないと私は思うのであります。樽のエキスが好きならばウィスキーやブランデーを飲んだら如何かと思ってしまいます。

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