ワインと葡萄

ワイン用ブドウラボ、たまにピアノ

il futuro IGT Toscana 1997 Imbottigliano all'origine dal produttore Wilhelm s.a.s.
vins9-19.jpgまたまたなのですが一連の壊れたセラー内に保管していたワインです。製造元の表記は上の通りでありますがワインの裏には「イル・コロンバイオ・ディ・チェンチオ」との記載があります。一時いろいろ騒がれたワインですが最近は高くなりすぎたのか、または人気がなくなったのかあまり噂を聞きません。とても重い935グラムものボトルは怒り肩でなおかつレリーフがあり偽物対策には万全な対応であります。ファースト・ヴィンテージは確か1994年だったはずですがこの97年はとあるワイン屋さんが買い占めたような記憶があります。保管状況が悪かったせいでしょうかコルクにはワインが滲んでいますが噴きこぼれるまでには至っておりません。とりあえずデカンタしましたがかなりの澱が瓶にこびり付いていて取れません。さてグラスに注ぐと先ず感じるのがキアンティの熟成香で明らかなサンジョヴェーゼの熟成した香りであり、フランス系品種の特徴は全くでていません。色はしっかり濃い赤紫色を呈していますが少し濁りがあります。味わいは正直申し上げるとバラバラでキアンティ・クラシコに南仏のメルローをミックスしたような味わいで全くまとまりがありません。グラスを回すと一層アンバランスになってしまいます。さらに申し上げると合うはずのトマトやチーズとの相性がおかしいのです。決してブショネではありませんが、やはり保管状況が悪かったからでしょうか?

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| ワイン日記::イタリアワイン |
| 07:39 AM | comments (0) | trackback (x) |


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Copyright © 2006 ワインと葡萄::2006年09月22日
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