ワインと葡萄

ワイン用ブドウラボ、たまにピアノ

AOC メドック とオー・メドックの範囲について

メドックの領域って河口付近だけと思っておられる方が殆どではないでしょうか?

上の地図をご覧下さい。ボルドー市内に近いところまでという広範囲にわたっています。

次にオー・メドックの領域は



よくご覧下さい。ボルドー市内に近いところの一部が欠落してますよね。このコミューンだけはボルドー市内に近いもののアペラシヨンはオー・メドックは名乗れずメドックになる訳です。


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AOC Clairette de die クレレット・ド・ディー
日本ではあまり馴染みのないワインだが最近しばしばワインショップの店頭に並んでいるのを見かけるようになった。

ところがこのクレレット・ド・ディーは大きく分けて2つあり、日本に輸入されているのはエチケットに méthode ancestrale いわゆる古式製法が付く方であり、主要葡萄はクレレットではない、ミュスカ・ア・プティ・グランが主要葡萄である。

従ってこちらのサイトの説明は的を射てはいない。

拙ブログでは昔こちらで取り上げたが、Clairette de die méthode ancestral にはロゼもあり、葡萄はガメイ・ノワールを使わねばならないことになっている。

改めてこの難解なワインクレレット・ド・ディーの葡萄規定を取り上げてみる。

1°- Encépagement
a) - Les vins susceptibles de bénéficier de la mention « méthode ancestrale » sont issus des cépages suivants :
Vins Blancs :
- cépage principal : muscat à petits grains B,
- cépages accessoires : muscat à petits grains Rg, clairette B, clairette Rs,
Vins Rosés :
- cépages principaux : muscat à petits grains B, muscat à petits grains Rg ;
- cépages accessoires : clairette B, clairette Rs, gamay N.
b) - Les autres vins, élaborés par seconde fermentation en bouteille, sont issus du seul cépage clairette B.
c) - Du fait des mutations présentes dans le vignoble, la coexistence de pieds des cépages suivants est autorisée au sein d’une même parcelle :
- le cépage muscat à petits grains B avec le cépage muscat à petits grains Rg.
- le cépage clairette B avec le cépage clairette Rs.

2°- Règles de proportion à l’exploitation
- Pour les vins blancs susceptibles de bénéficier de la mention « méthode ancestrale », la proportion du cépage muscat à petits grains B est supérieure ou égale à 75 % de l’encépagement.
- Pour les vins rosés susceptibles de bénéficier de la mention « méthode ancestrale », la proportion de l'ensemble des cépages muscat à petits grains B et Rg est supérieure ou égale à 75% de l’encépagement et la proportion du cépage gamay N ne peut être supérieure à 10% de l’encépagement.
- La conformité de l’encépagement est appréciée, pour le type de vin considéré, sur la totalité des
parcelles de l’exploitation produisant le vin de l’appellation d’origine contrôlée.
- Cependant, les règles de proportion ne s’appliquent pas aux opérateurs producteurs de raisins ne
vinifiant pas leur production, et exploitant une superficie totale (toutes couleurs confondues) inférieure à 1,5 hectare au sein de l’aire parcellaire délimitée en appellation d’origine contrôlée «Clairette de Die».

3つのタイプのワインは全て泡、殆どが古式製法の2つで、クレレット100%の白泡の生産量は古式に比べて1/10 以下である。
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アペラシヨン Crémant 何某っていくつある?
フランスのワイン法でアペラシヨンを有するクレマン+何某はいくつ存在するか?

ポピュラーなのは
1. Crémant d'Alsace クレマン・ダルザス、
2. Crémant de Bordeaux クレマン・ド・ボルドー、
3. Crémant de Bourgogne クレマン・ド・ブルゴーニュ、
4. Crémant de Limoux クレマン・ド・リムー、
5. Crémant de Loire クレマン・ド・ロワール、
6. Crémant du Jura クレマン・デュ・ジュラ そしてかなりマイナーだが
7. Crémant de Die クレマン・ド・ディー、合計7つのアペラシヨン・クレマン・何某が存在する。

注意しなければならないのはクレマン・ド・サヴォワである。

INAO ではクレマン・ド・サヴォワなるアペラシヨンなど認可していないのである。ところが生産者はクレマン・ド・サヴォワと堂々とエチケットにうたい販売している。

法令では「サヴォワもしくはヴァン・ド・サヴォワでクレマンの表示を伴うもの」との分類の仕方であり、誤解を生むのも仕方ない状況である。
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| 04:28 PM | comments (0) | trackback (x) |

これはアカンと思う


ネットでなにやら怪しげなシャンパーニュを見つけた。こちらを見て頂こう。

コピーすると

【ルイーズ・ブリゾン】は現在「オーガニックシャンパーニュ」の商標を取得中です。厳密には、2020年にフランス政府認定機関である【Certipaq Bio】より「オーガニックシャンパーニュ」の認証を与えられることが決定しておりますが、創業以来オーガニック製法に拘っているレコルタン・マニピュランです。

シャンパーニュ【ルイーズ・ブリゾン】では一切除草剤、農薬や化学肥料を使用しておりません*。100%オーガニック製法にこだわり、シャンパーニュを毎年作っております。だからこそ、ブドウ畑に雑草が残っているのです。

ところが生産者のサイトによるとそんな文言は全く見当たらない

ここに書かれているのは次の通り

2019 : dernière année de conversion en viticulture biologique

日本語に置き換えると「2019:昨年の有機ブドウ栽培への転換」即ち2019年に有機栽培に転換したばかりと云うこと。

ベースのワインから6年後にリリースされるのがこの生産者のシャンパーニュとなる訳なので有機栽培の葡萄で造ったシャンパーニュのリリースは2026年から2027年になるというのが実情である。


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Côte des Blancs 4


Avize

アヴィズはメニル・シュル・オジェと並ぶコート・デ・ブランの中心的存在のコミューンである。
アヴィズは北をクラマンに、北東部はオワリーに、北西部と西部は前述のグローヴに接していて南側はオジェに接している。

コミューンの領域はこちら を開いてスクロールするとご覧頂けるはず。

アヴィズには301 名の農業従事者が居て葡萄畑の総面積は 269,50 ha 、シャルドネ・ブランの栽培面積は269,40 ha 、99.96%がシャルドネだが同サイトによると「0,10 ha d'autres vignes」となっている。

0.1ヘクタールはその他の葡萄ということ。

アヴィズにはピノ・ムニエとピノ・ノワールは栽培されていないから、その他というのはアルバンもしくはアルバーヌ、プティ・メリエ正式名称メリエ・プティ、ピノの類ではピノ・ブランとピノ・グリがその他の葡萄となる訳だが、この0.1ヘクタールの葡萄は4つのうち3種の葡萄である。

分かる人は居られるかな?
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