ワインと葡萄

ワイン用ブドウラボ、たまにピアノ

ボランジェ、お前もか?
画像は知り合いのワインバーのものをお借りした。注目頂きたいのはボトル。昔からのボランジェ・ファンはこれを見たらガッカリするはず。

1980年代からボランジェの大ファンであった。初めての訪問は確か1985年だったように記憶している。案内してくれたのは Arnaud d'Hautefeuill アルノー・ドートフュイユ氏で彼は当時の社長だった Christian Bizot クリスティアン・ビゾー氏の甥であった。

ボランジェでは2つのシャンパーニュしか生産していない、クロ・サン・ジャックとクロワ・ルージュは別物だと説明を受けた。

一つはノン・ヴィンテージの所謂スペシャル・キュヴェ、もう一つはヴィンテージ入りのもの。後者は第2次醗酵の期間によりその名前が変化するのである。グラン・ダネ、RD、そしてアネ・ラール・RDと名前は変わるが仕込みは同じである。

で、ノン・ヴィンテージは第2次醗酵に王冠を用いて、ミレジムはコルク栓を使っていたのが当時の常識。

ところが画像を見ると瓶口は王冠対応の形に変わっている。即ちミレジムも王冠を使うようになったと云うこと。

理由は恐らくコルクの質の低下であろう。ブショネの発生率が高くなったのかもしれない。
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フランスで栽培される葡萄カタログ
お気付きの方も多いはずだが、フランスで栽培される葡萄についての第2版は既に書き終えた。

掲載日はまちまちなのでアルファベット順に纏めてみる。

先ずは最初に「フランスで栽培される葡萄カタログ」のウェブ魚拓、次に該当する拙ブログ、そして最新の VIVC データのウェブ魚拓を示す。

カタログ Abondant B

ワインの裏側表側 Abondant B

VIVC 
Abondant 



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| 04:30 PM | comments (0) | trackback (x) |

Petite Sainte-Marie B



プティット・サント・マリーと読むはずの白葡萄、旧来はシャルドネのシノニムとされていたが最近になって別の葡萄であることが判明した模様。

VIVC ではハイフンの付かない Petite Sainte Marie で検索するとシャルドネ・ブランそして当該葡萄の2つがヒットする。VIVC の最新データはこちら、主要なデータをコピーすると

Prime name  PETITE SAINTE MARIE
Color of berry skin   BLANC
Variety number VIVC 24308
Country of origin of the variety FRANCE
Species   VITIS VINIFERA LINNÉ SUBSP. VINIFERA
Pedigree as given by breeder/bibliography
Pedigree confirmed by markers HEUNISCH WEISS× ?
Full pedigree YES
Prime name of parent 1  HEUNISCH WEISS
Prime name of parent 2    ?
Parent - offspring relationship YES

VIVC 整理番号は5桁なので最近特定されたはず。フランス原産の白葡萄で母親葡萄はフランスで忌み嫌われた「グエ」正式名称 HEUNISCH WEISS ホイニッシュ・ヴァイス、その父親葡萄は判っていない。ペアレント・オフスプリング・リレイションシップの「イエス」をクリックすると DONGINE ドンジンが現れる。ドンジンはフランス原産の白葡萄で母親葡萄はモンドゥーズ・ノワール、父親葡萄は今のところ分かっていない。

プティット・サント・マリーのシノニムは2つしかなく
MONTMELIAN BLANC モンメリアン・ブラン
SAINTE MARIE DE CHIGNIN サント・マリー・ドゥ・シニャン

シノニムから当該葡萄はサヴォワの葡萄であることが窺える。
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| 04:08 PM | comments (0) | trackback (x) |

Peloursin N


フランス政府が自国で栽培される葡萄として認定している「CATALOGUE OFFICIEL DES VARIÉTÉS DE VIGNE」を基に画像付きのサイトが公開されている。

そのサイトから新規に登録された葡萄についてアルファベット順に取り上げている。

本日は Peloursin 、恐らくペルー(ル)サンと読むはずの黒葡萄、拙ブログで取り上げたデュリフの父親葡萄であり、同じくジュベルタンの父親葡萄でもある。デュリフはヨーロッパでは花開かずアメリカで栽培されプティ・シラーの名前で結構売れている。ジュベルタンはサヴォワのワイン用葡萄である。

レ・セパージュのサイトによるとシノニムは次の通り

Synonymie : pélorsin, pel(l)ossard, parlous(s)eau, durazaine, fumette, gros noir, gros noirin, gros béclan, pourrot à Arbois, blauer thuner en Suisse, mal noir, gros salet, gondran,

VIVC の最新情報はこちら、シノニムは 54 もあるが、アクサンテギュやアクサン・グラーヴなど無いので読み方がさっぱり解らないものが多い。

ペルールサンは歴然たるフランス原産の葡萄でありその子孫もみなフランス原産であるが故にもっと大事に取り扱われなければならないはず。尚ペルールサンはシノニムであり本来の名前はPELOURSIN NOIR である。またPELOURSIN GRIS ペルールサン・グリも存在しておりどちらもフランス原産の葡萄である。
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| 04:43 PM | comments (0) | trackback (x) |

Noual B



恐らくヌアルと読む白葡萄、やっとフランス原産の葡萄の登場である。2018年に新規登録されたとのことだが、レ・セパージュのサイト によるとカオールの西のロット県とタルヌ・エ・ガロンヌ県にて栽培されていた古い葡萄とのこと。またほとんど絶滅種に近いとのこと。こういった葡萄こそフランス政府が大きく取り上げて擁護すべきである。他所の国の葡萄など本来どうでもよいことではないか。

この葡萄については詳しいサイトがすぐ見つかったので紹介させて頂く、画像もそこから拝借した。こちらをご覧頂きたい。

VIVC 最新データはこちら、シノニムは8つ

BERNADOU
LOUBAL
LOUBAL BLANC
NOUBAL
NOUGAL
NOUVAL
OUBAL
OUBAL BLANC

こちらのデータによると1999年とちょっと古いがフランスで0.5ヘクタール栽培されていたことが判っている。ワイン用の葡萄なので甦ってもらいたいと願う。

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