ワインと葡萄

ワイン用ブドウラボ、たまにピアノ

Franken Weingalerie 2007 Domina Qualitätswein Trocken Erzeugerabfüllung Winzergermainschaft Franken eG
Domina ってご存知ですか?

近年ドイツで栽培が増加している赤ワイン用葡萄品種でポルトギーザー Portugieser とシュペートブルグンダー Spätburugunder の交配品種ということです。

シュペートブルグンダーはフランスで云うピノ・ノワールと云うことは知ってますが、ポルトギーザーなどドイツワインには殆ど馴染みのない私にとっては聞いたことあるような無いような・・・。

で、ポルトギーザーをネットで調べると意外にもお菓子職人と女優さんの結婚式で使われた謎のワインの出所がハッキリしました。

こちらをご覧下さい。

宇宙一の結婚披露宴にしてはあまりにもお粗末なワイン、実はひも付きだったことが明白であります。


さて話は先程の葡萄品種に戻りますが、正しく発音するならばポルチュギーザーもしくはポルトゥーギーザーみたいです。

こちらをご覧下さい。

さてそれではこのポルチュギーザーなる品種、正式名称はブラウアー・ポルチュギーザーBlauer Portugieser とのことでフランスのポルチュゲ・ブルーと云う品種と同じとのことです。フランスではそこそこ栽培され、ハンガリーでも少量栽培されており Kékoporto or Kékoportó and Oporto と呼ばれているとのこと。

しかしこの名称も私は聞き慣れません。

ポルチュゲ・ブルーとはなんぞやとまたネットで調べるとこちら

そんなに多く栽培されているとは思えません。

では何処を中心に栽培されているのでしようか?

この品種は le Vin de Pays des Côtes du Tarn に使われるとのことです。

ではそのヴァン・ド・ペイを見ることにしましょう。

Vin de Pays des Côtes du Tarn 場所はこちらから86番のところです。

内容はこちらをご覧下さい。


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Georges |2010/04/13 04:32 PM |
Blairfindy1号2号 |2010/04/12 05:05 PM |

Langenlonsheimer Löhrerberg 2007 Riesling Spätlese Trocken Weingut Tesch
私がこのワインを初めて取り上げたのは2006年3月のことであります。こちらで日記に書きましたが、3年たった今でもこのワインは無名のままであります。

良いワインであっても世間では騒がれない場合が実は90%以上だと私は申し上げたい。

いつも申し上げますが、かの Henri Jayer も1980年代は安くて美味しいヴォーヌ・ロマネということでワイン好きのオーナー、タイユヴァンの故ジャン・クロード・ヴリナ氏が熱心にお客に勧めたもののそれに応じる客は殆どいなかったと云っておられました。

古くからのワイン大学メンバーはご存知なのですが、今でこそ幻となってしまったロマネ・コンティも1980年代後半のワイン大学定例会で皆さんに飲んで頂きました。また最近では随分有名になったジャック・セロスのシャンパーニュをいち早く紹介したのもこの私。またアルザスの秘宝、クロ・サン・チューンの各ヴィンテージをご紹介したのもワイン大学定例会が初めてでありました。

ロマネ・コンティは別としてジャック・セロスやクロ・サン・チューンなど当時のワインマニアで知る人は殆ど居ませんでした。

世間で騒がれるワインなど世界中のワイン全銘柄のそれこそ0.01%以下であり、それらが万人の好みに合うかと聞かれたら答えは「NO」であります。

ワインは嗜好品であり、自分の好みに合わなければ美味しいとは云えないはずであります。
ところが世間で騒がれてしまうととんでもない価格になってしまいます。
で、高くなったらそれを欲しがる人たちが今こそ出番と手を挙げる訳です。お高いワインを飲んでみたいという連中はそれこそ5万と存在するのであります。

美味しいワインが飲みたいのですか? それとも有名になってしまったワインを飲んでみたいのでしょうか?
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Georges |2009/07/24 04:22 PM |
higemaster |2009/07/20 02:58 PM |

Deep Blue Spätlese Trocken 2007 Weingut TESCH
ドイツワインで忘れてはならないのが「ジエチレングリコール混入事件」、当時のことを知る人が少ないのかいつの間にかオーストリアだけが悪者扱いされてしまっております。しかし当時からワインを飲んでいる者にとってはまことにおかしな話で自主回収したワインの多くはドイツワインだったはず。
ここで当時の状況について詳しい記述をネット上に見つけましたのでコピーさせて頂きます。こちらの全文の中からこの事件についてのみ(さ行のところをご覧下さい)抜粋させて頂きます。
「ジエチレングリコール事件
1985年に起きたワイン史上でも屈指の大スキャンダル。
ことの発端はオーストリアの科学者が合成ワインの研究の過程で、自動車の不凍液に使われるジエチレングリコールをワインに添加すると貴腐ワインに近い味になることを発見したことから始まります。このジエチレングリコールは有毒性は低いものの大量に摂取すると死亡する毒物で、どう言い訳しても食品に加えるなどあってはならない物質です。
ところがこれに目を付けたグリルとオットー・ナラスキイという悪徳ワイン業者が、ジエチレングリコールを安ワインに混入して味を上級のワインに似せ、高値で売りさばくということを始めます。この方法は密かにワイン業者間で売買され、いくつかの業者がこの違法ワインの製造を行ったといわれます。ところが、想像力の足らない人間がいるもので、ある男があろうことかこのジエルチレングリコールを売った業者に付加価値税(日本の消費税)を要求したことからことが明るみにでます。公になった付加価値税の金額から推測されるジエルチレングリコールの販売量が、本来の目的の使用量を遥かに越えていることを不信に思った税務署が調査を開始、不正が発覚しました。
この結果、このワインを輸入・ブレンドしていたドイツや、それを輸入して同じくブレンドしていた日本のワインは『有毒ワイン』と騒がれて売上、信用ともに大打撃を被りました。ことマンズワイン社は大きな損害を受けたといわれます(本当にごく一部に混入してしまっていただけだったらしいのですが)。ついでに名前が似ているということで何故か”オーストラリア”のワインまで販売量が減少したりと、関係ない業者にまで多大な損害を与えてました。なお、オーストリアのワインの販売量はその年は昨年の約20%になってしまったそうです」


こちらではマンズワインについて書かれていますが私の知る限り張本人は日本でドイツワインなどを専門としていた訪問販売の会社のドイツ本社だったはず。当時新聞や業界紙に載った「疑惑のワイン」の殆どはこの会社が関わっていたはずであります。

ほとぼりが冷めた頃、と云ってもかなり後のことですが綺麗な写真を売り物にグラビアの多いワイン専門誌が我が国で発売されました。お決まりのようにRで始まるブルゴーニュ赤ワインを取り上げていましたが、何とその輸入元がこの不凍液混入事件で話題になったその会社。本来ならば1989年から正規代理店となっているS社を取り上げるべきなのですが、出版社の信用がなかったのか、あるいはサンプルの提供を受けたのでしょうか? この雑誌、写真だけは綺麗ですけど内容はあまり信用できません。

さて本題に戻ります。

これが表のラベルですがドイツ語ではなく英語表記。裏ラベルはどうなっているのでしょうか?

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Georges |2009/08/14 06:11 PM |
ひろ |2009/08/13 11:35 PM |

Lohrer Berg Riesling Spätlese Trocken 2007 Weingut Tesch
ドイツワインはラベルまで変わってしまったのでしょうか? 昔々私が二十歳の頃、日本でワインと云えばドイツワインが隆盛を極めておりました。今はシャトー・ラグランジュの所有で有名な酒類大手の会社ですが、その取得の2年ほど前にはラインガウのシュロス・フォルラーツと提携していました。ラグランジュの買収の後確か1988年にはラインガウのロバート・ヴァイル醸造所も手に入れたはずであります。ドイツワインが停滞を始めたのは私の思うに1983年から。世の中にグルメブーム、フランスワインへのこだわりが広まった頃、ドイツワインは本来の甘いワインから辛口へと転換していったのがそもそもの間違いの元。辛口など造ったことがないのにやれ「トロッケン」や「ハルプ・トロッケン」など次々に出したのは、ドイツワイン離れに拍車を掛けたのではないでしょうか?
ワインは嗜好品ですから甘口もあれば辛口もあり、フランスワインでもずいぶんと甘いワインがあります。ところがドイツワインは昔から殆ど甘いものばかり。急な方針転換は日頃飲んでいる甘口ファンの信頼を裏切る形になったのではないか。
日本のワイン事情、1980年代当時のことを知る人は少ないかも知れませんがドイツワインビジネスという商法が蔓延っていました。ドイツワインは店頭販売より訪問販売の方が売り上げを伸ばしていたのです。展示会販売もありましたね。食とは無関係の例えば産業機械の展示会などにブースを持ち、試飲させて訪問販売に持ち込むというやり方。経験された方が多かったはずであります。
ですがこのドイツワイン商法、実はとんでもないカラクリがあったことを知る人は少ないでしょうね。
先ずセールスですが特定の会社だけでなく輸入会社数社の掛け持ちだったこと。即ちある日の午前は○○商事のセールスマン、しかし午後からは○○○・ジャパンの名刺で販売活動。翌日はまた違う会社の名刺で弁護士宅に訪問などと全くのマルチプレイヤー。クーラーボックスに思い切り冷やしたドイツワインを詰め込み家庭訪問をするわけですが、狙い目は必ずと云っていいほどお医者様と弁護士さんたちだけ。他に会計士、税理士など「士」の付く職業の所謂お金持ちがターゲット。
日本人は元々甘口好みが多いわけですから取り入るのは簡単。

ところが私の得た情報ではとんでもない輸入の実態が明らかになっていました。

例えば「当時リーファーコンテナーなど使用しない。漏れたらラベルが汚れるので日本で貼る。ラベルがないからどれがどのワインか分からないので適当に貼ってしまう」など今から考えれば偽装どころの騒ぎではありません。さらに原価的には1本数百円までのものを10倍程度の価格で販売するというボロ儲け商法。

歩合制というか売り上げの大半がセールスの収入になるため輸入会社のマルチも可能だったと云うことです。今もそんな輩が居るかも知れませんが・・・。
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Schwarzriesling Rosé Brut DW Phalz Sekt
ドイツワインは滅多に買うことがありませんがこれは頂き物かサンプルでしょうか、何処へ何を入れたかサッパリ分からない我が家のセラーに見慣れないラベルを発見したのは3日ほど前のこと。冷蔵庫の一番冷えるところに入れたまま忘れておりました。
「シュワルツリースリング」なる名前は何とピノ・ムニエのこと、ラベルも良く読まずに抜栓したら玉葱の表皮に似た色の液体! ご臨終か? と思ったのですがよくよくラベルを見たら「ロゼ・ブリュット」とのこと。なーんだ、ゼクトのロゼなんだと一安心。
APナンバーから瓶詰めは2004年、コルクが萎み気味なのも仕方ないでしょう。香りはどちらかと云えばライチーのようで口に含むと意外に辛口であります。泡立ちはそこそこ、味わい的には「別に」と云った感じ。それほど評価するものでも何でもありません。

土曜日は淡路の岩屋から魚屋さんがやってきます。今日は阿波産のアワビを3杯、釣りモノの鱸を片身買いましたが鱸の上身だけで700グラムあるので1尾なら2キロ以上のモノだったことが分かります。鮑は冷蔵庫の野菜室に保管すれば夜まで生きてます。

とりあえず鱸の上身を薄造りに引きいつものEXヴァージンオイルとフルール・ド・セルに山葵で頂きます。醤油を付けて食べる機会が少なくなりました。オリーヴ・オイルとなら大抵のワインは良く合います。鱸の身の甘さがハッキリと分かり、脂臭さなど微塵もありません。

次に鮑の全体をタワシでこすり洗いします。冷蔵庫でおとなしくしていましたが塩を振ると身をよじるように動き始めるので生きていることが分かります。鋳鉄のフライパンにさっとオリーヴオイルを入れ、そこそこの温度になると塩胡椒した鮑を並べて焼きます。

最初は強火ですぐフタをして中火に、2分足らずで中から水分が出てきますのでそのまま蒸し焼きにします。蓋を取ってひっくり返し殻の部分も火を通します。蓋をして1分、火を止めてから2分蒸らします。

味付けにバターやワインの必要など全くありません。そのまま身を殻から外して何も付けずに食べたら「極上の味」、これぞ鮑のステーキ! 素材さえ良ければワインでフランベすることも、ソースを作る必要もありません。また肝の旨さも極上! やはり鮑は獲れる場所で身の味も肝の味も違います。そんな殻付き鮑3杯で500グラム、買値はたったの5500円、一杯あたり1800円ちょっとで実に贅沢な雰囲気に浸れます。中央市場まで買いに行かなくても大丈夫なのですが、魚屋さんとの信頼関係はそう容易く築き上げられるものではありません。やはり永年の実績がものを云うのでしょう。
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