ワインと葡萄

ワイン用ブドウラボ、たまにピアノ

Grüner Veltliner Steinsetz 2009 Weingut Schloss Gobelsburg
オーストリアの白ワイン、葡萄品種はグリュナー・フェルトリナーでシュタインセッツは畑の名前です。

ヴィンテージはいつの間にか2009年になっていました。

グリュナー・フェルトリナー、オーストリアを代表する葡萄品種ですので当然の事ながらオーストリア原産と思われるはずですが実は違うのです。

以前にもご案内しましたがVIVCの葡萄品種パスポートデータをご覧下さい。

正式名称は VELTLINER GRUEN イタリア語なのでヴェルトリネール・グリューエンと発音すればよいのでしょうか、ご存知の方ご教示頂ければ有り難いと思います。

VIVCのサイトでシノニムの数は74報告されていますが、こんな報告もあります。

シノニムというのはその品種名が正確に伝わらないままその葡萄が各地に伝搬したという証拠なのかもしれません。

言葉では伝わってもスペルまで正確に伝わらないためいつの間にか呼び方まで変わったと云うことでしょう。

ヨーロッパには数多くの言語があり、また地方別に方言もあるはずですから葡萄の呼称は色々違って当然なのでしょう。

ですがその品種であろうと思われていたのが実は別品種だったということもしばしば。

今後の品種解析を見守りたいと思います。
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Blue Pyrenees Méthode Traditionelle Vintage Brut 2007
ブルー・ビレニーズ・エステイトはオーストラリアはヴィクトリア州にあるワイナリーです。グーグルアースでワイナリーの住所 Vinoca Road, Avoca Victoria 3467 Australia を入力すると一発で場所が分かります。

オーストラリアはタスマニア島の北側、メルボルンが一番近い大都市でしょうか。

ですがメルボルンまでは凡そ200㎞程離れていますので決して「近い」とは云えないでしょうね。

この生産者のワインは拙ブログで何度か取り上げていますが、1963年創業当時の所有者はレミー。

レミーといえば当時シャンパーニュ・クリュッグを傘下に収めていたコニャックの大メーカー。

当然のことながらスパークリングワインのノウハウは充実していたはずです。

生産者のサイトはこちら、このスパークリングワインの詳細についてはこちらをご覧下さい。

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Adobe Syrah 2008 Reserva DO Rapel Valley Viñedos Emiliana S.A.
南米はチリのオーガニックワイン、生産者はこちらで非常に数多くのワインを生産しています。

日本語の説明ではこちらをご覧下さい。

VOEというのがこの生産者の事みたいです。

こちらの説明ではVOEヴィニェードス・オルガニコス・エミリアーナとなっていますが裏ラベルにそのような表記はありません。

我が国では何が何でも「オーガニック」にこじつけたい輩がいるので会社の名前までそんな風に読みたいのでしょうか。

何社かが今までに輸入した模様ですが、プレミアム・クラスの物は未輸入みたいですね。

さてこの生産者ですが、ワインの銘柄は色々有るみたいでビオディナミから有機栽培、その他と大きく分けられ、このシリーズ「Adobe」はこちらに纏められています。

一番右端がこのシラーです。

シラー100%ではなく

Composition
96% Syrah
2% Petit Verdot
2% Malbec

との表示があります。

また全量の20%をフレンチオークでの樽熟成6ヶ月と有りますね。

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Grüner Veltliner Am Berg 2009 Weingut Bernhard Ott
オーストリア・ワインはスイス・ワインと共に辛口白ワインの美味しい物が沢山あります。

世界的に有名になると云うことは即ち甘くなることを今までに何度もお伝えしてきました。

我が国にワインが普及した頃のことを考えてみて下さい。

戦前のことは知りませんが戦後ワインと云えば例の赤玉ポートワイン、これが辛口ではなかったことを知っている人は多いはず。

次に高度成長の頃を思い出して下さい。

この頃ワインと云えばドイツワイン。

お医者さんをはじめ「師」「士」と名の付く職業の方々を中心に全国的に広まったはずです。

アウスレーゼなどの名称がステイタスの象徴だった頃がありましたね。

ところで日本にフランス料理が普及し始めたのは東京を除き昭和の末期からではなかったでしょうか。

ですから我が国でフランス料理の普及と共に辛口ワインが定着するようになって未だ30年そこそこと考えても良いはずです。

さて輸出に力を入れるワイナリーはその味について仕向地の嗜好に合わせる傾向が顕著であります。

アルザスワインがその典型。

ところが輸出には全く無関心な生産地もあります。

スイスがその一例であります。

輸出が殆ど無いと云うことは国内で消費される訳で、他国の国民の嗜好に合わせる必要がない訳です。


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higemaster |2011/01/27 02:03 PM |

Grüner Veltliner Fass 4 2009 Weingut Bernhard Ott
オーストリアを代表する葡萄品種グリュナー・ヴェルトリナー(フェルトリナー)の白ワインで「ファス・フィア」と読むとのことですが、英語なら「バレル・4」と云う意味みたいです。

ヴィンテージは2009、いつの間にか新しく替わっていました。

ヨーロッパ全土、と云ってもフランス、スイス、イタリア、ドイツは今世紀最高のヴィンテージと云われているだけにオーストリアも期待できるはずであります。

生産者はベルンハルト・オット、英語版のサイトはこちら

ボトルは全長348ミリもあり、一般的なワインセラーには収まりません。

またコルク栓は使わないスクリュー・キャップを採用しているので開けやすいのは有り難い。

オーストリアのワインのボトルトップにはオーストリア国旗の赤・白・赤があしらってあるのでセラーに入りきれるなら見つけ出し易いようになっているのですが・・・。

日本のワインセラー事情を知って頂き、ボトルサイズの変更を望みたいところであります。

オーストリアワインについてはこちら、日本語による詳しい説明がありますので大変参考になると思います。

さてこのワインに使われている葡萄品種グリュナー・フェルトリナーですがオーストリアの固有品種ではなく何とイタリア原産の品種であります。

正式名称は VELTLINER GRUEN 、シノニムは74も存在します。

よく使われる代表的なのは WEISSER VELTLINER 、WEISSGIPFLER など、もちろんグリュナー・フェルトリナーが一般的ですけど。

この品種がシャルドネを起源とする説などは全く無視して頂いて構わないと思います。

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