ワインとピアノのある部屋

ワインと食、音楽そして日々の事柄を書き綴ります。

唐閣 T'ANG COURT を改変しました
画像だけで失礼しました。先ほど「唐閣 T'ANG COURT」を改めましたのでご覧頂けると幸甚に思います。
| 食べ歩き |
| 04:50 PM | comments (0) | trackback (x) |

第 178 回英ちゃん冨久鮓で味わう究極の会
殆ど毎回遠方からお越しになるメンバーさんはフランス旅行のためお休み。ですが先日のメニュー発表後にお二人の申し込みがありました。
本日の特選素材は近頃ようやくチラホラ見掛けるようになった「メイチダイ」です。未だこの魚を知らない人が多いはずですが、メイチダイの旨さを知り尽くしている英ちゃんのそれはとてつもなく旨い白身なのであります。


先ずは先付け、今回は蓴菜(じゅんさい)にとろろを合わせ、ポン酢で頂きます。蓴菜は小粒で小さくしっかりとゼリー質が付いている最高級のもので食感もプルプルしてます。


口取りは小芋衣かつぎに生海胆を載せたものと、同じく刻み塩昆布を載せたもの。蛸の子の煮物、千石豆の胡麻味噌、冬瓜と干し蝦の振り柚子、水茄子の生ハム巻き。


本日の特選素材メイチダイの造り。白身の王者というのが最も相応しい形容だと思えるほど旨い白身魚であります。鯛よりも甘く平目より上品な脂があるといえばお分かり頂けるでしょうか。とにかくこの世のものとは思えぬ旨い白身であります。


身はもちろんのことですが皮の湯引きがまた美味いのです。山葵だけ付けて、あるいはそれにお醤油を足してもその旨味は変わりません。そして肝は湯がいて登場。

今年は既に何回か余所で食べたのですがそれらを遙かに凌ぐ旨さです。やはりメイチダイの老舗、英ちゃん冨久鮓は別格の存在であります。

▼続きを読む
| 英ちゃん冨久鮓で味わう究極の会 |
| 02:28 PM | comments (0) | trackback (x) |

唐閣 T'ANG COURT
出発地点メトロの駅炮台山(Fortress Hill)はそれほど混んではいなかったのですが乗換駅金鐘(Admiralty)の荃湾行きホームが酷い混雑だったのです。

言い方が悪かったかも知れません。人、人、人の大行列ではなく黒山の人集りが出来ていたのです。折からの雨のため地上に居られなくなった人々が地下に集結したのかと思いました。

地下鉄に乗るためには日本のように整列して待つのではなく、ホームは人で溢れかえっています。ラッシュアワーの時間帯では1分程で次の車両が到着するのですが、増える一方の待ち客に降りる客が殆ど居ないため身動きできない状態になってしまいました。

やって来る車両の中をよく見ると先頭車両とその次の車両はガラガラで私が並んでいる?中程のホームだけが異常に混んでいると云うことが分かったのですが時既に遅し。結局小一時間程もみくちゃにされながらやっと次の駅に到着したのは出発してから 1時間 20分後のことでした。

地上に出れば大雨が待っていますが、ホテルで借りた大きな傘が役立ちました。地下鉄から歩いても 5分のところランガムホテルの 2階にあるのが本日の夕食処唐閣(タンコート)であります。

唐閣は昨年末・年始に泊まったホテル内のメインダイニング。階段を上がって厨房からすぐのテーブルに案内されたのは以前と同じであります。日本人は奥の目立たない席に座らせるのが常なのでしょうか。私の場合厨房からすぐの方が料理が冷めないので有り難いと思っていたのですけどね。

で、早速用意した通りセットメニューをアレンジしてこちらの希望通りにして頂き、価格的にも納得したのでそれを注文。ワインはお高いシャンパーニュを避け、スパークリングワインを、また蒸し暑い地下鉄ホームに長居したため喉が渇いたのでペリエを注文。

とりあえず聞いたことのない泡を注文したものの後で調べてみたら何とルーマニアのワインでした。

Zarea Diamond Blanc Brut Methode Traditionnelle NV HK$ 410

こちらによると Chardonnay 60%, Feteasca Regala 40% とのことですが フェテアスカ・レガーラ Fetească Regală とは VIVC のサイトからこちらをご覧下さい。ルーマニア原産の白葡萄ですがその父母はモルドヴァ原産の葡萄です。結論から申し上げると少しひねた感じの泡量少なめスパークリングワイン。シャンパーニュと同じ製法ですから「熟成」がお好きな人には向いているのかも知れません。


先ずは太白醉翁蝦 Drunken prawns 「酔っぱらい海老」のプレゼンテーションから始まります。蓋付きガラスキャセロールにシラサ海老が全く動こうともしないで眠って居るみたいな様子であります。その蓋を瞬時だけずらせて、一気に投入されたのはかなりアルコール度が高い老酒らしき液体。再び密閉された訳ですがしばらくしてから・・・ ガラスのキャセロール内は激しい海老の飛び跳ね合戦と相成りました。

おとなしくなったのは5分以上経ってからだったでしょうか。しぶとく未だ飛び跳ねるヤツも居ましたが、一尾ずつ取り出して今度はガスコンロの上に設えられた蓋付き大鍋の蓋に付いている小窓のような部分から沸騰しているはずのスープ目掛けて投入していきます。

つまり酔っぱらい(の海老)を煮えたぎった風呂に入れ昇天させる訳ですが、普通はその海老を取りだして供するだけのはず。

ところがこのお店ではその海老の旨味が溶け出したスープも供するのです。


おっと、その前に別に注文していた唐閣名物料理、砵酒焗美國蠔 Baked blue point oysters with port wine オーストラリア・ブルー・ポイント牡蠣のポルト酒ソースが先に登場しました。


大晦日に食べたモノより遙かにでかい!

ベイクトとありますがオーヴンで焼いたのではなく恐らく下味付けてから粉を塗してかなりの高温で揚げたような仕上がりです。生臭さなんて微塵も感じられない味・香りで、牡蠣好きには堪らない一品であります。ボリュームも桁外れで結構お腹が膨れます。ナイフ・フォークと比較すればその大きさがお分かり頂けると思うのですが如何でしょうか。


牡蠣を食べ終えるとすぐさま出来上がった海老が供されます。一尾 80 グラム以上あるデカイ海老を2尾。香味醤油を付けて食べるのですが醤油が無くても非常に甘いしその食感はプリプリです。


で、先ほど申し上げた海老のエキスが詰まった濃厚上湯が登場。これは想像以上に美味しいスープであります。


そしてフカヒレをチェンジしたのがこちらの 蟹皇竹笙官燕卷 Stewed bamboo pith rolls filled with imperial bird’s nest and topped with crab roe 日本語ならキヌガサタケに詰め込んだツバメの巣の蟹肉と蟹内子のソースでしょうか。

ちょっとツバメの巣がキヌガサタケよりはみ出していますね。福臨門ならもう少し丁寧にツバメの巣をキヌガサダケに詰められますがお値段はそれなりにしますので・・・。

ツバメの巣の質は福臨門と大差ないように思います。蟹肉と蟹の内子は残念ながら余計だったかも知れません。


次はどう見ても「北京ダック」にしか見えませんがその名は「唐閣片皮雞 Golden-fried crispy "T’ang Court" chicken」、ダックではなくてチキン、日本語で申し上げると「タンコート・鶏」、鶏の北京ダック風が一番分かり易いかも。画像は毒味された形跡がハッキリ分かるように撮影したもの。

▼続きを読む
| 食べ歩き::お気に入りの店 |
| 02:19 PM | comments (0) | trackback (x) |

香港に到着
言い忘れてましたが、最初に案内されたのは 32 階のお部屋。ところがカードキーを差し込んでも赤色 LED が点滅して開きません。近くを通り掛かったメイドさんにお願いしてもやはり開かないままなのでフロントまで降りる羽目になりました。

旅行にトラブルは付き物ですが、トラブルが想い出となって残るのも確かであります。交渉の結果5階上のクラブ・フロアに昇格、やっと一息付けました。

外は豪雨なので散歩にも行けず、プリントアウトして持参したメニューとにらめっこすることに。先ずはコンシェルジュに頼んで今晩の「唐閣」を予約してもらいます。コンシェルジュ・デスクの下には香港版食べログの「オープン・ライス」が開いており、手っ取り早く事を済ませることが出来ました。

唐閣ではセットメニューが用意されていますが8月のそれは次の通りです。

太白醉翁蝦 Drunken prawns

竹笙菜膽鮑翅 Braised shark's fin with fungus, Chinese cabbage in casserole

唐閣片皮雞 Golden-fried crispy "T’ang Court" chicken

清蒸東星斑 Steamed spotted garoupa

一品原隻南非鮑魚 Braised whole abalone with fish maw, Beche-de-Mer and seasonal vegetables

蔥蒜豆豉爆雞 Stir-fried sliced chicken with spring onions, garlic and black bean

和牛粒炒飯 Fried rice with diced Wagyu beef, coriander and olive seeds

鮮果配美點 Fresh fruit and Chinese petit fours

これをそのまま注文するのが普通なのですがアレンジも可能です。2番目のフカヒレをチェンジして代わりに・・・

蟹皇竹笙官燕卷 Stewed bamboo pith rolls filled with imperial bird’s nest and topped with crab roe

こちらと入れ替えて貰おうと思うのです。また怪しげな和牛入りチャーハンは遠慮して麺類にチェンジする予定です。

ホテルのプールは3階にありますが屋外のため風雨が強いと開店休業状態。時間はあっという間に過ぎていきボチボチタクシーで行こうと思ったら時間的に混んでいるから九龍サイドには行けないと断られてしまいます。
どのタクシーに聞いて貰ってもこたえは「ノー」と云うことで仕方なくメトロで行くことに相成りました。

ところが、今まで見たこともない人、人、人の大行列が待っていたのです。


| 食べ歩き |
| 12:09 PM | comments (0) | trackback (x) |

香港へ
関空発香港行きはいろんな航空会社が選べますがお気に入りはキャセイ。香港でのラウンジが大きくて便利、食べ物もいろいろ揃っているしシャンパーニュも美味いのでキャセイ・パシフィック航空がお薦めです。座席は予め旅行代理店にお願いしておくと良い席を確保してくれます。ウェルカム・シャンパーニュはアンリオ。無難な選択でしょうね。昔は飲んでばかりでしたが、最近はきっちり食事を摂るようにしています。


先ずは前菜、帆立貝柱の冷製オーロラソース、サヤインゲンに何故かイクラが付け合わせ。別皿にてコンビネーションサラダと梅色蕎麦。パンは数種類から選べますが期待しない方がベターでしょう。強いて申し上げるような旨さはございません。


メインディッシュは3種類の中から選択ですが無難なのは牛フィレ。OGビーフのフィレステーキですがもちろん焼き具合など選べることはありません。付け合わせにはまたもサヤインゲンとマッシュルーム、人参だけは悪くありませんでした。OGビーフは独特の匂いがあり、好きになれない食材であります。ところがこの匂いが赤ワインで消えるのです。なかなか優れた赤ワインは後ほど。


殆どの人が敬遠する中、しっかり食べさせて頂いたのがフロマージュ。フルム・ダンベールは日本で売っている物とは大違いで、塩辛くありません。これに合うのがポルト酒です。ウォッシュは熟成していないのでイマイチでしたがブルーはお代わりしました。

で、そのご機嫌な赤ワインがこちらです。メゾン・ルイ・ジャドーがかなり前に買収したシャトー・デ・ジャックのモルゴン 2010年ヴィンテージであります。

ガメイ・ノワールは臭いワインという認識の方々が多いはずですが(私もその一人)、目から鱗だったのがこの生産者のボージョレでした。ジャドーが買収した直後のことでしたがピノ・ノワールとしか思えない優雅な香りに圧倒されたのはハッキリ記憶しています。ガメイ・ノワールはピノの原種であるはずの PINOTホイニッシュ・ヴァイスの間に生まれた葡萄であり、元々ピノ系ですから、妙な匂いとは無縁なはず。昔我々が飲まされた臭いボージョレとは生産者の造り方が原因だったのかも知れません。

ガメイ・ノワールに対して嫌悪感を抱いておられる向きには是非とも飲んで頂きたいのがこのワイン。

2010年とモルゴンとしては若いヴィンテージなのですが、強烈な酸もなく穏やかで丸みを帯びており既に飲み頃かも。お肉の臭みはワインを一口飲めば消えてしまうのです。

デザートのあとにはアイスクリームやチョコレートのサービスもあり至れり尽くせり。難を申し上げるとすればシャンパーニュの温度でしょうか。冷たいシャンパーニュをお願いしても白ワイン並みというか、赤ワインよりは少し冷えている程度のものしか持ってこられませんでした。
▼続きを読む
| 食べ歩き |
| 03:48 PM | comments (0) | trackback (x) |


PAGE TOP ↑
Copyright © 2006 ワインとピアノのある部屋
All Rights Reserved./Skin:oct