ワインとピアノのある部屋

八戸ノ里南を西へ入った自転車店のつぶやき

第399回ワイン大学定例会 夙川ル・ベナトンさん
原則毎月第2木曜午後7時開催の美食とワインを味わう会です。ワインを売る側ではなく飲む側から提案するので長く続いていると自負してます。

グラス1杯だけではなくお代わり自由でほぼ飲み放題、お料理も厳選してますのでご満足頂ける率合いは高いと思います。

第399回定例会は夙川のル・ベナトン高谷シェフにお願いしました。本場ブルゴーニュで修業を積んだ確かなお料理に敢えてジュラのワインを合わせてみたいと思います。もちろん乾杯はシャンパーニュ、飲み頃ブルゴーニュの赤も交えて会費はお一人様1万8千円です。

日時 9月13日木曜午後7時 場所 阪急夙川南口より山手幹線を大阪方面へ徒歩3分南側フランス料理 ル・ベナトン 参加ご希望の方はコメント欄に書き込みお願いします。メルアドなど書き込みされても公開はされませんのでご安心ください。折り返しご返信いたします。
| ワイン大学 |
| 12:57 PM | comments (0) | trackback (x) |

ワイン大学第398回定例会 The French Blue
ネットから複数の方がお越しになりました。毎月第2木曜の夜7時開催のワイン大学、あっという間に400回目前です。200回は今は無き大阪のフレンチ「ローズルーム」、300回は京都のキメラでしたが400回は記念行事は敢えて行わず、500回は香港で開催予定です。

先ずは画像だけ












▼続きを読む
| ワイン大学 |
| 01:51 PM | comments (0) | trackback (x) |

Romorantin B




ロモランタンと云えばアペラシヨン=クール・シュヴルニーですね。クール・シュヴルニーと云えば辛口白ワインのはずだったのですが、法令改正で何と甘口が追加で承認されました。

いつも申し上げることですが「ワインは有名になると甘くなる」これ定説です。

法令改正は2018年4月14日の事、追加されたのは甘口2種類の Vins moelleux et Vins doux ちなみに改正前は Vins secs 辛口しかありませんでした。

その背景を探ると次のサイトにたどり着きました。こちらをご覧下さい。

なんとあのロワールの古城シャンボールが敷地内にロモランタンそれもフランスの自根を持つロモランタンを栽培し始めたという訳です。

ですがアペラシヨン・クール・シュヴルニーの範囲はコミューンで申し上げると

•Cellettes,
•Cheverny,
•Chitenay,
•Cormeray,
•Cour-Cheverny,
•Huisseau-sur-Cosson,
•Montlivault,
•Mont-près-Chambord,
•Saint-Claude-de-Diray,
•Tour-en-Sologne,
•Vineuil.

地図はこちら 、シャンボール城があるのは読んで字の如く Chambord ですので隣接するものの範囲外と相成ります。

ですからまずはワインの甘口を認めて、さらに2019年になってからクール・シュヴルニーの範囲を広げようとしている訳です。

フランスのワイン法はコロコロ変わるという実例です。

拙ブログでは2013年5月5日にこちらでロモランタンについて書いてますのでご参考までに。
| ワイン雑感 |
| 06:53 PM | comments (0) | trackback (x) |

Riesling B




フランス政府のこの葡萄の呼び名は Riesling B いつも申し上げるように末尾の「B」は果皮色を示す記号みたいなもの。VIVC 葡萄の世界的データベースでは正式名称として RIESLING WEISS リースリング・ヴァイスを採用してますがドイツ原産なのでドイツ語表記の Riesling weiß が本来の名称であるはず。

拙ブログでは2013年5月にこちらで書きましたが、当時のこの葡萄の親子関係については次のような説明でありました。

Original pedigree (VITIS SYLVESTRIS × TRAMINER) (?) × HEUNISCH WEISS
Prime name of pedigree parent 1  ?
Prime name of pedigree parent 2  HEUNISCH WEISS

最新の VIVC はこちらをご覧下さい。シノニムの数は実に 148 にもなっていますが、肝心の親子関係は

Pedigree confirmed by markers ? × HEUNISCH WEISS
Prime name of parent 1 ?
Prime name of parent 2 HEUNISCH WEISS

以前とは異なり母親は全くの ? となってしまいました。未だ解明に至らずという残念な結果であります。リースリングの母となる葡萄は一体何なのか? 父親はフランスでは忌み嫌われた葡萄グエ即ちホイニッシュ・ヴァイスであるのは解明されてはいますが・・・

もちろんこの葡萄の発生源はドイツのはず。栽培面積で見ても圧倒的にドイツであり VIVC から1996年のデータとして 23,009 ha が読み取れます。ちなみにフランスの栽培面積は2011年のデータで 3,525 ha となっています。

主要葡萄としてフランスでリースリングがアペラシヨンに適合するのはアルザス関連だけですが拙ブログのこちらにまとめてますのでご一読願います。お高いワインになってしまったトリンバックのクロ・サン・チューンについても触れていますのでご参考までに。

尚全世界でのリースリング栽培面積はこちらによると 52,100 ha とのことです。日本語による解説ですが元はと云えばフランスの IFV です。
| ワイン雑感 |
| 01:41 PM | comments (0) | trackback (x) |

Bouysselet B
ブログの更新が滞っております。大雨のあと災害的酷暑という異常な天候が続いており、また仕事が忙しいこともありサボっております。

さて久しぶりに「フランスで栽培される葡萄のサイト」を見ると新規に登録された葡萄がいくつも並んでいます。こちらをご覧下さい。その2番目の葡萄 Bouysselet ブイスレって読むのでしょうか? 画像は載ってないので提示させて頂きます。


これはトゥールーズの北約 33km のヴィロードリックというコミューンにワイナリーを持つビオディナミの生産者シャトー・ラ・コロンビエール Château La Colombière で栽培されている白葡萄なのです。数年前話題になりましたね、ビオディナミのヴァン・ド・フランスがクー・ド・クールを取ったっというお話。

この白葡萄ブイスレ、ヴィンテージ2014年のワインが雑誌で大々的に持て囃されたことからフランス政府が慌てて承認したように思います。

この葡萄100%で造られる白ワインとは Le Grand B ル・グラン・ベは25ユーロというお高いもの。


pdf のファイルはこちらをご覧下さい。コート・デュ・フロントネ、今ではフロントンというアペラシヨンを名乗ることが出来る地の 0.7 ヘクタールの畑で栽培されているのが当該葡萄ブイスレであります。

説明を読むとプレ・フィロキセラ、即ちフィロキセラの影響を受けない自根を持つ葡萄とのこと。

さて VIVC を検索すると当該葡萄のデータは次の通りです。要点だけコピーすると

Color of berry skin BLANC
Variety number VIVC 1627
Country of origin of the variety FRANCE
Species VITIS VINIFERA LINNÉ SUBSP. VINIFERA
Pedigree as given by breeder/bibliography
Pedigree confirmed by markers PLANT DE CAUZETTE × SAVAGNIN = TRAMINER
Prime name of parent 1 PLANT DE CAUZETTE
Prime name of parent 2 SAVAGNIN = TRAMINER

人為ではなく恐らく自然交配と思われますがブイスレの母親はプラン・ド・コゼット、父親はサヴァニャン=トラミナー、プラン・ド・コゼットはリンク先がありますがサヴァニャン=トラミナーにはリンク先がありません。リンク先が無いということはサヴァニャン=トラミナーとは名前こそ存在するが実態は未だ解明されていない未知の葡萄ということを示しているのです。決してジュラで栽培されているサヴァニャン・ブランではありません

ですから生産者のサイトのこのワインの葡萄の説明コピーさせて頂くと 

Descendant Savagnin (Jura) et Plant de Cauzette (Béarn)

即ちジュラのサヴァニャンとベアルンのプラン・ド・コゼットの子孫というのは未だ現時点では根拠のないものであります。

母親葡萄プラン・ド・コゼットはこちら、フランス原産の葡萄ですが果皮色は示されておらず白葡萄か黒葡萄かはわかっていません。プラン・ド・コゼットはプリュヌラールとかタナの子孫と考えられますが具体的な親子関係は現在のところ不明。判っているのは当該葡萄の母親ということだけかもしれません。

結論で申し上げるとワインの雑誌に大きく取り上げられたことによりフランス政府が渋々認めて自国で栽培される葡萄に取り上げられたというマスコミ主導により発掘されたフランス原産の白葡萄。
| ワイン雑感 |
| 03:32 PM | comments (0) | trackback (x) |


PAGE TOP ↑
Copyright © 2006 ワインとピアノのある部屋
All Rights Reserved./Skin:oct