ワインと葡萄

ワイン用ブドウラボ、たまにピアノ

第414回クードポール・ワインを楽しむ会
今年度最後の天満橋クードポールさんのワイン会、ちょっと人数少なめなので8種類のワインを飲んで頂いた。


先ずは本日の黒トリュフと白トリュフのお披露目。量は控えめだが香りは強烈。


食前酒のつもりのプロセッコにキャヴィア・オシェトラにカリフラワーのムース。本来はプロセッコの後にシャンパーニュの予定だったのだが・・・


鴨の温燻と白隠元豆のカレー煮込み。この一皿にはブーリアの赤ワインを合わせる。黒いのは鴨の砂肝なり。


若狭鯖のマリネとサラダ、ソアーヴェが良く合う。


茸とホロホロチョウのリゾットに白トリュフ。これにはウンブリアのグレケットがピッタリ。白トリュフの香りを楽しむにはリゾットかタリオリーニに限る、またワインは強い赤より白ワインと合わせるのが好みである。

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Champagne Val du Petit Morin
Champagne は大きく区分けされてモンターニュ・ド・ランス、ヴァレ・ド・ラ・マルヌ、コート・デ・ブランそしてそれらとはずいぶん離れたコート・デ・バールとなっているがこちらを見るとさらに細かく地域を分けている。

先日試飲したシャンパーニュは、コート・デ・ブランの周辺地区と分類されているヴァル・デュ・プティ・モランのものなので、先ずはそのヴァル・デュ・プティ・モランを取り上げてみる。

ヴァル・デュ・プティ・モランとして纏められたサイトはこちら、地域で云うとコート・デ・ブランの東側に2コミューン西側に18コミューンとなっていて併せて20コミューンの地域である。 ウェブ魚拓では地図が消えてしまっているが下のデータは読めるはず。

ヴァル・デュ・プティ・モランの農業従事者の人数を示す 720 Exploitants、葡萄畑の広さは総面積 1 023,40 ha de vignes、ブドウ品種別割合は 52,19% Chardonnay、37,66% Meunier、10,08% Pinots-Noirs 、大半はシャルドネだからコート・デ・ブランの周辺地域と呼んで差し支えないと思う。

地図はこちらをご覧頂きたい。コート・デ・ブランの南部の周辺地域であるのは明らかである。

1. 先ずはコート・デ・ブランの東側、ヴェルテュの東に位置する VILLENEUVE RENNEVILLE 51130 であるが現在は3つのコミューンが1つになって Villeneuve-Renneville-Chevigny ヴィルヌーヴ・レンヌヴィル・シュヴィニーと名称が変更されている。
表によると農業従事者は19名、葡萄畑の総面積は96,30 ha、シャルドネ・ブランが 95,50 ha、ピノ・ムニエは無しで ピノ・ノワールが 0,80 ha となっている。

2. 次に更にヴェルテュに程近いい VOIPREUX 51130 ヴォワプルーは農業従事者32名、葡萄畑の総面積 41,10 ha、シャルドネ・ブラン 40,70 ha、ピノ・ムニエ 0,10 ha、ピノ・ノワール 0,30 haで殆どがシャルドネ・ブランしか栽培されていないと云っても過言ではない。

3. 次にヴェルテュの西側の ÉTRÉCHY 51130 エトレシィは農業従事者9名、葡萄畑は 9,60 haでありその 9,60 ha は全てシャルドネ・ブランである。

4. エトレシィから北西の SOULIÈRES 51130 スリエールは農業従事者11名、葡萄畑の総面積32,60 ha、シャルドネ・ブラン27,20 ha、ピノ・ムニエ4,90 ha、ピノ・ノワール0,50 haである。

5. スリエールから南西に行くとGIVRY-LÈS-LOISY 51130 ジヴリ・レ・ロワジーで、農業従事者16名、総面積25,00 ha、シャルドネの比率は少なく5,50 ha、大きいのはピノ・ムニエで14,80 ha、ピノ・ノワール4,70 haとなっている。

6. 更に南西に向かうとLOISY-EN-BRIE 51130 ロワジー・アン・ブリ、ここは農業従事者39名、総面積70,80 ha、シャルドネ比率は低く 23,00 ha、ピノ・ムニエ41,10 ha、ピノ・ノワール6,70 haとなっている。

7. ロワジー・アン・ブリから西北西のコミューン、BEAUNAY 51270はボーネと読むそうである。農業従事者23名、総面積39,80 ha、やはりシャルドネ・ブランの比率は低く13,60 ha、黒葡萄のピノ・ムニエ 21,70 ha、ピノ・ノワール4,50 ha となっている。

8. ボーネから南西に行くとETOGES 51270 エトージュ、ここはかなり広く農業従事者78名、総面積90,90 ha、シャルドネ・ブラン36,30 ha、ピノ・ムニエ40,40 ha、ピノ・ノワール 13,90 ha。

9. 更に南西に行くとFÈREBRIANGES 51270 フェールブリアンジュ、ここはヴァル・デュ・プティ・モラン2番目に大きな畑を保有しており農業従事者102名、総面積115,10 ha、シャルドネ・ブラン51,90 ha、ピノ・ムニエ 48,30 haと拮抗していてピノ・ノワールは14,90 haとなっている。

10. 更に南西に行くとCONGY 51270、地図ではコンニーとなっているがフランス人はコンジーと発音しているようだ。今回試飲したのはこのコミューンの生産者であった。Champagne Robert Desbrosse シャンパーニュ・ロベール・デブロス、キュヴェ・トラディションはピノ・ムニエ100%、ベースのワインを樽熟成しているとある。コンニーもしくはコンジーの農業従事者は49名、総面積78,40 haの内シャルドネ・ブランは23,20 ha、ピノ・ムニエは37,80 ha、ピノ・ノワール17,40 haとなっていてやはりヴェルテュの西側はピノ・ムニエに向いているテロワールであることがわかる。


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ジューダ・バレリーノ@南海高野線大阪狭山市駅
我が街箕面からだと京都河原町へ行くより時間がかかってしまう大阪南部の狭山、狭山遊園があったのは昔のお話で今はその存在は無い。

ややこしいのは狭山駅と大阪狭山市駅の2つの駅が存在するということ。

ジューダバレリーノさんは「大阪狭山市」駅から河内長野方向に向かって左手に進むと右手に見える階段を上がったところに入り口のあるお店である。1階は調理場でゲストルームはさらに階段を上がった2階、結構広いダイニングルームである。

予約していたためかウェルカムスパークリングワインを供されディナーのはじまり、はじまり。


先ずは寒い夜なので「玉子で溶いたローマ風ミネストラ」、ローマ料理のミネストローネはトマトを使わないとのこと。優しい味わいで体が温まる。


続いて「玉ねぎのスフォルマートと手長海老のグリリア」、スフォルマートとは型から取り出すというイタリア語で、それがそのまま名前になったユニークな料理とのこと。美味しい。


さらにスップリ 「ローマ風ライスコロッケ」も出来立てほやほや。


立て続けに色々出てきて「ローマ風豚のコッパ」、結構手間のかかりそうな一品。


とりあえず前菜の盛り合わせみたいに並べてみた。


更にさらに前菜は続き「カリフラワーのパンナコッタ マグロ、マダコ、天然ツバスのタルタル、イクラ、ブロッコリースプラウト」、これまた実に手間暇かけられたであろう労作、もちろん旨い。


「赤ピーマン、ニンニク、アンチョビのテリンナ ヒラアジのマリナート」魚介類も新鮮である。


そして「ローマ風のトリッパの煮込み」は内蔵の匂いもなく上手に仕上げられている。


ここで近所のパン屋さんのオリーヴパンが登場、中にオリーヴがいっぱい入っていてワインが進むのだ。
このパンは狭山駅近くにある「Pan-biyori」パン・ビヨリさんの物、近くの人ならぜひ一度お試しあれ。

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〇トックスの変貌か?
twitter で〇トックスの公式アカウントに投稿したが返事ないので公開することにした。

1980年代半ばから急成長した同社だが、最近の輸入ワインについてかなりの疑問を持つようになった。

まず喫煙ワイン愛好家の女性とのコラボ商品が目立つこと。次に MW 誰某との提携ワインが数多くなったということ。これらはすべてかなりの高額ワインであるという点に注目して貰いたい。日本のソムリエナンバーワンとのタイアップワインも気になるが・・・

中でもつい最近売り出したバカ高いシャンパーニュは言語道断だと思う。

シャンパーニュの葡萄はいくらするのか?

答えはこちらのサイト で一目瞭然である。

このサイトによると 2018年の葡萄1キログラム当たりの価格は €6.20(推定)であり、グラン・クリュでも €7.75 を超えることは無いはず。

750cc の普通サイズのシャンパーニュを造るために葡萄は何キログラム使うかご存知だろうか? 

現在の法令では160キログラムの葡萄から102リットルの搾汁が認められているので次の計算式が成り立つ。

X : 0.75 =160 : 102 即ち X = (0.75 × 160)÷ 102 X =1.17647 つまり1.18キログラム用意すれば750ミリリットルのボトルのシャンパーニュが造れるということ。

仮にキロ当たり8ユーロとしてもボトル1本の葡萄の原価は€9.44 今のレートで円換算すると1132.8円でしかない。オーブならもっともっと安いのである。

グラン・クリュの葡萄100%使っていながらリーズナブルな価格で提供するシャンパーニュ生産者はかなりの数に上る。例えばこちらの生産者 など昔からよく知っているが通好みの味に仕上がっている。いつの資料かは知らないが価格を見たら大変お安い。

11月22日から販売が始まったシャンパーニュのお値段を見て椅子から転がり落ちそうになった。何と税別 8万5千円もするのである。例の MW も関与しているし喫煙ワイン愛好家の女史も絡んでいる。

シャンパーニュは定価で5千円からいくら高くても1万円が妥当な価格であり、それ以上の有名ブランドを除くシャンパーニュはそれに関与する誰かがぼろ儲けを企んでいるとみて間違いない。
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| 04:49 PM | comments (0) | trackback (x) |

中津の隠れ家イタリアン
大阪メトロの中津駅から徒歩すぐの場所だがメインストリートに面していないため普通は見付けにくいはず。2番出入り口から豊崎方面へ、、ちょっと広い道路を北へ向かうとすぐ突き当たるがその右手にあるのがこのお店。


先ずはアルト・アディジェのシャルドネをボトルで頂く。シェフは会話が苦手なのか、カウンター席は無い。


その日のお勧めから真鯛のカルパッチョ。生ではなく日本料理で云う焼き霜、野菜類はとても甘みがあり新鮮な鯛ももちろん旨い。


ドーンと出てきたのが田舎風のパテ。添えられる野菜のピクルスも頗るうまい。好みのマスタードがたっぷり付けられるのもありがたい。ボリューム200%、しかも旨い。


お勧めメニューから蛸の焼いたもの。ちょっと固すぎて食べにくいのが残念。
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| 01:19 PM | comments (0) | trackback (x) |


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