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2007年07月24日

Lopez Cristobal Crianza 2003 D.O.Ribera del Duero

7v0724.jpgスペインは昔からの銘醸地リベラ・デル・デュエロのワインです。銘醸地と云えばスペインでは先ずリオハかも知れませんが、このリベラ・デル・デュエロも侮れない存在であります。スペインワインについての最新情報はこちらをご覧頂ければ詳しく解説があります。フランスワインの銘醸地から比べると価格はまだまだお安いですから試してみる価値は十分ありそうです。このワインには2006年度ブリュッセルの国際コンクール銀賞のステッカーが貼ってありますが、いつもながらこういったシールベタベタワインに私は全く興味ありません。たまたま見つけたこのワイン、その銀賞ステッカーがクシャクシャだったのでお安く売られていたのです。早速開けてみる事に! キャップシールはどっしりとした重量感があり、コルクは太くて高品質の50ミリ、液体に触れている部分だけが濃い赤紫色に染まっています。これは期待出来そうな色です!

グラスに注ぐと大変きれいな赤紫色を呈しており濃さも十二分にあります。香りはテンプラニーリョのアロマですが全く嫌みのないフルーツの香りで好感が持てます。樽も上質のものを使っているのでしょう、樽香ももちろん感じはしますが果実味濃厚な上に控えめの樽香というのが私の理想であり、このワインはその典型と申し上げて良いかも知れません。味わいも濃厚なのですがえぐみが無いので大変飲みやすいと感じます。
フランスワインとパルミジャーノ・レッジャーノはあまり相性良いとは思いませんがこのワインは素晴らしくよく反応します。和牛5番のもも肉をスライスしてもらいいつものカルパッチョに、長期熟成のバルサミコにルーコラとパルミジャーノという即席ですが、ワインと共に十分満足行くディナーとなりました。これはお薦めワインです。推定蔵出し価格7.50ユーロ。

輸入元の説明によると「ティンタ・デル・パイース 90%/カベルネ・ソーヴィニヨン 5%/メルロー 5% のオーク樽熟成 12ヶ月(新樽比率 33%)/瓶熟成 12ヶ月 」とのことであります。葡萄品種ティンタ・デル・パイースとは上述のHPによるとテンプラニーリョと同品種であることが書かれているので間違いないと思います。
以前から輸入されていたはずですが全く気が付きませんでした。見落としているワイン沢山あると思いますので再点検してみたいと思います。

posted by:Georges :

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