トップページ > こんなワイン買いました > フランスワイン > Pouilly-Fumé Les Griottes 2005 Domaine Dominique GUYOT

« 喚火萬膳 2005 | トップページ | Bourgogne Pinot Noir 2001 Domaine Chevillon-Chezeaux »

2007年05月08日

Pouilly-Fumé Les Griottes 2005 Domaine Dominique GUYOT

7v0508.jpg装いも新たに登場したロワールのプイィ・フュメです。ラベルが一新したのは歓迎しますがキャップシールを外すと何と樹脂製の栓が! これでブショネの心配ないかも知れませんが、何だか化学物質が溶け出してはいないかと少し心配であります。樹脂製の栓は長さ45ミリで角を丸く成形してあり漏れには強いはずであります。クリマの名前から是非とも griotte 先生にもご愛飲頂きたいと存じますが如何でしょうか? 相変わらずラベルには葡萄の収穫は手摘みであることが記されています。

元々この生産者のワインは開くのに時間が掛かりますがこのワインも例外ではありません。抜栓直後は残留亜硫酸が少し気になりますが、特徴的なプイィ・フュメの香りが感じられませんね。もっとも若い頃はこの香りと云うものかなり冷やした方が顕著に表れるから不思議なのですが・・・。


結論から申し上げますと香りが出るまで一年程かかると思います。色はかなり薄い目の緑がかった黄色ですが彩度は低い目。香りの特徴は申し上げた通りまだまだですが綺麗な柑橘系のフレーバーは出て来ます。何処かのロワールとは違いとても辛口に仕上がっていて好感が持てますが、いかんせん独特の香りが出てくれないのは困ります。

アメーラ・トマトのサラダにスナップ豌豆の脹らんでいない鞘の状態のもの(箕面の朝市で買います)をさっと湯がいて何もつけずに食べるのですがこれがまた絶品なのです。黒豚の肩ロースをステーキにするのですが、青森産のニンニクを極薄にスライスしてエクストラヴァージンと共に超蛍火で10分かけて火を通し、それからニンニクを引き上げその脂で肉を焼きます。仕上げにお醤油を少し垂らすだけで十分ですが、このワイン結構よく合います。生野菜は胡瓜とサニーレタスに春人参のスティック。

白ワインの季節到来であります。

posted by:Georges :

コメント

コメントしてください




保存しますか?

(書式を変更するような一部のHTMLタグを使うことができます)