« とある流行りのブルゴーニュワイン | トップページ | Chianti Classico 2003 Fattoria Poggiopiano »
2007年01月13日
Spiritueux de Truffe du Périgord Jean-Paul Metté
今日はワインではありません、アルザスのリボーヴィレで作られるトリュフの蒸留酒であります。結論から申し上げると全くトリュフの香りは感じられません。先日お土産として頂戴した白トリュフのオリーヴオイルはホンモノ白トリュフの風味そのままのとても素晴らしいものでしたが、こちらは全くの別物でボトルのラベルがなければ何の蒸留酒か見当が付かないはずであります。高価なものだけに騙される人がないようにと願います。フランスの黒トリュフは今が最盛期の筈ですが本場フランス以外に色々産地があるようです。日本の山口県秋吉台でも採れるとのことですが国産トリュフは流通しているのでしょうか? 先日テレビで見たのですが国産キャヴィアも出回るようになったとか? これらはまだ未体験であります。
posted by:Georges :
コメント
実はトリフは、本邦では古来食用にしていなかったせいか、(ショウロは食べていましたが)ないと思われていましたが、今は日本中にあることがわかっており、見つかっていない県のほうが珍しいくらいです。近畿では長岡京にとれるところがあり、いつもとっているマニアの方が以前新聞やテレビにも紹介されました。その方は、いつもトリフを持ち歩いており、においに敏感になるようにしておられるとのことです。黒土、樫の木、石灰質などの条件で、においを感じて掘り当てておられます。秋吉台では犬で検索されているとも聞きました。オーストラリアではヘーゼルナッツの木を植えて栽培されているようですが、広大な畑で1日わずか数個である旨現地に行かれた方の講演でききました。なお、一般の方は、ニセショウロという毒性の強いきのこも多くありますので、うかつにトリフと思って食べられないようくれぐれもご注意申し上げます。なおかなり以前近畿大学の故IN先生が培養に成功されたとききましたが、そのとき研究室にいた方に直接ききましたところ、小さいものしかできず、しかも美味しくないものであったそうです。トリフの図鑑も出ております。これにはいろんな種類ののトリフが多数載ってございます。
投稿者 チェリS : 2007年01月15日 00:00
で、肝心の流通ですが、流通しているという話はまったくききませんが、唯一、静岡だったように記憶していますが、あるホテルの庭に取れて、そこで使っているという話を数年前ですがききました。とっておられる方も、自身で楽しまれるか、(かなりの数を冷凍保存されているようです)、標本とされておられるようです。
投稿者 チェリS : 2007年01月15日 00:06
S先生、コメント有り難うございます。
さすがはキノコ博士ですね、よくご存じでいらっしゃいます。国産トリュフ、長岡京で採れるならHさんに探して貰いましょうか? 箕面山麓にもひょっとして出るのかも知れませんね、季節は今なのでしょうか?
兵庫だか鳥取だか忘れましたが国産キャヴィアも是非一度探し出してみたいと思います。またコメントお待ちしてますね、宜しくお願い申し上げます。
投稿者 Georges : 2007年01月15日 11:20